太陽光パネルの誤解を解く 2

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株式会社MXエンジニアングの湊です。

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《《《2022年10月8日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第437号》》》

中国製のパネルは使えないはウソ

次に良く聞くのは、日本製のパネルは効率が良くて優秀で、中国製のパネルは品質が悪く使えないというものです。

この辺りは、中国製の品質が大きく改善したことから、この定説は今は昔の話になっています。

2022年の現在において、パネルの効率も、製品の品質も日本製も中国製も有意の差はありません。

というのも実際にパネルから全て一貫して生産している会社が日本から消えてしまったからです。15年ぐらい間には、三洋も、京セラも、確か東芝なども日本でパネル生産を行っていました。

ところが2022年の現在では、太陽光パネル用のウエアのほとんどが中国生産になっています。

これは、太陽光パネルの製造単価がどんどん安くなって、それに伴って果敢に投資を行ってきた企業はもはや中国にしかいなくなりました。

アメリカ企業も一部は残っていますが、9割が中国からのOEMです。日本でも日本製というパネルを見かけますが、コアの所は中国製です。

そして、中国の製造技術が上がって、きちんと検査をする様になったことから品質が安定しました。そのために更に売れるようになっています。

高いと良いパネルというのはウソ

そのため、高いといいパネルであるというのはあり得ません。

保証に関しても、7割の発電量を20年保証で売っています。

これは、20年で使えなくなるという訳ではなく、20年は所定の出力の7割を保証するという物です。

全体で5kwhの太陽光パネルは、20年経っても3.5kwhは保証してくれる、20年以内にこれより落ちたら、交換してくれるわけですから心強いです。

ただし、太陽光パネルメーカー入れ代わりが激しいので、20年後まで同じ姿か動機は解りませんが。

個人的な経験でいえば、始めの5年ぐらいの出力は全く変わらないのえ、当初10年ぐらいは定格の9割近くの発電はしてくれます。

なお、実際の太陽光パネルはシミュレーションしてみると最短8年、長くても12年ぐらいで元が取れますので、それまで8割以上発電してくれれば御の字では無いでしょうか。

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Posted by 湊 洋一