基礎からの太陽光パネル 1
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年8月5日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第378号》》》
太陽光パネルの是非
実は良く知らない方なんですが、太陽光パネルについてTwitter絡まれていまして、そのお陰で色々学習することができました。
現時点での太陽光パネルについての考え方をお伝えしておきます。
太陽光パネルには、反対も賛成もあって、良く知らないのに反対の方や、詳しく知れば知るほど反対になったりとその立場によって色々変わるようです。
今回は数回にわたって、太陽光パネルについて書いてみたいと思います。
理由は、太陽光パネルは今後の燃料費高騰にあたって家計を防衛するための数少ないツールだからです。
太陽光パネルの経済性と安全性などにいてお伝えして行きます。
メガソーラと家庭用
メガソーラというのは、特定の土地に50kwh以上の発電能力のパネルを設置するものですが、これに関しては経済的なメリットが激減します。
FITといって政府が固定買い取りを保証する制度は、10kwh以上の規模で、20年。それ以下は10年となっていました。
現在の20年の場合の買い取り価格は、2022年4月以降で10円になっています。
厳密に言えば10~50kwhは11円、50~250kwhは10円になります。来年度は更に下がる予定です。
また、FIP制度もスタートしていて、250kwhの発電量の場合はそちらも選べる様になっています。FIPというのは、FITと違って一定額の買い取り価格ではなく。市場連動価格に、政府かプレミアを付けて買い取るというものです。
昨今の燃料費高騰を受けるとFIPの方が高く売れるかもしれませんね。
メガソーラというのは投資案件ですから、投資に見合えば多くの参加者が集まりますし、見合わなければ集まりません。
FITの10円前後の買取額だと、それほど儲かるレベルにないので、新規のメガソーラ参入はそれほど増えていないようです。
熱海の土砂災害などの報道もあり、メガソーラへの視線はかなり厳しいものがあります。
平坦な土地で、災害がすくなく、更に人があまりいない土地というのがある程度メガソーラとして整備されてきましたが、今後はそれほど増えないと思います。
また、電線の盗難や、パネルへの投石などもあることから、メガソーラ事業への投資は、それなりのリスクを伴います。
やりたい義業者は、やれば良いですが市場状況は厳しくなっているというのが個人的な印象です。
太陽光パネルは、住宅用に価値がある
その一方で、住宅用は個人的には大いに価値があると思っています。
理由は、光熱費代の高騰です。
現在、電気の購入単価は、以前1kwhあたり25円前後、27円といわれていた金額から35円になっています。
つまりこれまで月2万円だった電気代が2.8万円と3万円に近くなっています。
これが、kwhあたり40円を超えてきて、FITで当初kwhあたり42円だったのが高いといわれていたのが、売電価格ではなく、買電価格で実現するかもしれません。
こうなると、家計防衛で5kwh以上の太陽光パネルを搭載するなどしないととてもでないですが、住宅ローンの支払い額とダブルパンチで光熱費の高騰が効いてきます。
ということで、太陽光パネルの搭載について少し語っていきたいと思います。
また、メルマガも頑張って毎日書いています。お申し込みは下記からお願いいたします。