性能向上リノベが変える世界
こんにちは。
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年5月26日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第307号》》》
沖縄から札幌へ
先日は、札幌でリノベーションの実態を色々見てきました。
訪問した会社は、アルティザン建築工房さんで、年間30棟前後の住宅をほとんど性能向上リノベで行っているというかなりユニークな会社です。
その前々日に松尾先生のセミナーで沖縄にいたので、沖縄2泊、自宅2泊、札幌2泊という文字通り日本縦断でした。
沖縄では、温熱、特に湿度対策がテーマで2時間半にわたって、かなり深い話になりました。沖縄は日本の地域区分においては、8地域に分類されて、UA値の規定はありません。
ということは、断熱性能は問わないということになります。
それはそれで問題があるということですよね。
その辺りは、別に書いていきたいと思います。
札幌の住宅を変える
そして、札幌は2地域です。沖縄とは全く違う世界ですよね。
ですが、平成4年基準(断熱等級3)のQ値は北海道で2.7でした。
これは、平成28年基準のUA値0.87とほぼ同じ数値を意味します。
つまり、平成4年から平成25年頃までに建てられた住宅は、北海道でもUA値0.87前後の住宅が大多数なんです。
平成4年という事は、およそ33年前ですから、築30年よりも古い建物は、北海道ですら、低いと言われている6地域の4等級ぐらいしかないというわけです。
要するに充填はGW100ミリ程度で、天井にも同じ程度という感じですね。
それは低すぎでしょう?
ということで、アルティザン建築工房さんのリノベーションは、UA値を0.24程度にして行く事が普通になっています。
ここまで性能を向上させると、冷暖房は1台で快適に過ごせるようになるのです。
今後は、性能向上リノベというのが普及してくるでしょうね。
特に、断熱性能のギャップが大きすぎますから。
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