工務店経営の目的
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年3月26日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第151号》》
当社はご存知のとり工務店を経営している方に、断熱材を買ってもらったり、セミナーを受けてもらったりしています。
ですから、工務店さん全てがお客様なのですが、かれこれ13年もやっていると、いろんな工務店さんが現れます。
お客様は、全ての工務店がお客様なのですけれども。でもやっぱり当社にとっては小さい10棟以下の工務店さんがメインのお客様です。
そして、10年ぐらい前なら設立後5年で50棟越えなんていう会社もチラホラありましたが、地力がない会社が大きくなってもいいことはありません。
工務店の目的が変わった
僕がこの業界に入ってきたのは、15年以上前です。
当時はタマホームが着々と全国展開を準備していました。
四国には、ナックとタマホームのジョイントした会社があって、タマキューホームという会社がありました。
まだ、アイフルホームがローコスト住宅の仕組みを作ったというと、へ~!といわれた時代です。
ですから、メーターモジュールというのも流行りましたね。メーターモジュールの方が当時は平米単価が下がったものです。
今では、変なイレギュラーな寸法よりも910モジュールの方が確実に作りやすいですからね。
この頃は、5棟の工務店は10棟に、30棟、50棟と棟数を競っていました。
あの会社はWEBで、チラシで成功したということ自体がニュースになって、流通するという時代でしたね。
当時の目的は。『受注棟数』だったり、『売上』でした。
ですから、アキュラホームがやっていたジャーブネットで、営業マンが年間受注棟数を競っていたんです。
◎◎ホームの誰々が、年間に60棟受注してトップなんていうのも1つの勲章だったんです。
令和のこの時代になって、未だに平成時代の受注戦争を戦っている工務店もありますが。主流は変わった思いっています。
工務店の最大の目的は継続
今の工務店は、年間に何棟建てるよりも、どのぐらいお客様に満足してもらったか?を競うようになっています。
その目的のための、UA値競争だったり、エコ住宅だったりするのかもしれません。
そして、その結果として、世の中に必要とされて、きちんと続けていけることが、工務店に取っては最大の目的になってます。
もちろん、結果として伸びた工務店があるのは事実ですが、営業が前面に出ている会社はかなり少ないのではないでしょうか。
今は、仕組みや営業マンではなく、商品が前面に出ている気がします。
これまでは、マーケティングという仕組みがクローズアップされてきたのが、住宅という商品がクローズアップされる時代に変わってきました。
そう考えると、皆さんがモデルとする会社が変わってきたというのも解る気がするんです。
15年前は、タマホームさんがもてはやされましたが、今はウエルネストホームさんだったりします。
そして、昔のタマホームさんに近い売り方をしている大阪に本社がある工務店に関していえば、最近はトラブルだらけになっていますね。一旦、現場を落ち着かせないと悪評が立つんじゃないんでしょうか。
それは、受注は数字でお客様の満足度とはほど遠い状態だからですね。
家づくりはマーケティングではなく、CSの時代に多分3年か5年前から変わってきたんだと思います。
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