木造住宅の単価下落と鉄骨住宅の単価上昇
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年1月24日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第191号》》》
木造住宅は単価が下落
昨年のデータですが、木造住宅の販売価格は下落しています。
これは日経クロステックという所の有料記事になりますので、中身は登録者しか読めませんが、データ的には明らかです。
つまり、面積が下がってきていて、価格も下落しているということになります。
これは首都圏の傾向ですが、大都市圏は同じように鳴っていますね。
ハイアスアンドカンパニーのR+house なんかも、子供部屋は3畳までみたいな感じで伝えているそうです。
とにかく現代の流行は子供部屋は狭くていいということですかね。
とにかく建物が小さければ販売価格も安くできるという事です。
建材コストアップ+断熱性能アップで同じサイズなら500万円ぐらい価格が上がっていきますが。それをサイズダウンで補っているという感じでしょうか?
坪65万円なら8坪小さくできれば520万円程度下げられます。70万円なら7坪でOK.80万円なら6坪でOKという事になります。
これをインパクトで考えると、子供部屋6畳を2つ。これを、2人で6畳にすると、それだけで3坪小さくできます。後は、リビングを若干削りこれまで、40坪有ったものを32坪程度にすればOKです。
ただし、これまで35坪以下の住宅を6~8坪も小さくすると、生活がかなり制限されるので対策も限定的です。
倒産情報などを見ていると、利益率がとても大切ですね。値下げして資金繰りが悪くなっての倒産が多いです。最近はコストアップしているので、値上げしないという選択肢も実質的な値下げになります。
◆鉄骨住宅は値上がり
このデータはTwitterで落ちてきたものを拾ってきたので、正確なのかどうかは不明ですが、このデータが正しいとすれば、やはりこのとこの資源高、鉄鋼高に応じて鉄鋼増の住宅は価格が上がってきていますね。
鉄骨は軽鉄の場合は、大手が多いことから大手はどんどん値上げしてきているという事がいえるのでしょう。
ということで、大手は軒並み順調に値上げしてきています。
今後は工務店とかなり価格差が開いてくると思われます。
この5年間は工務店が値上げしてきたのに対して、大手は値上げを控えてきた傾向にありますが、また大手が値上げしているので、中小工務店との差が大きくなってきているのでは無いでしょうか。
いずれにしても、今後工務店はしっかり価格転嫁して、利益率を向上させていかないと受注はあるのに赤字なんて事になりかねないです。
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