断熱等級7のススメ 5
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株式会社MXエンジニアングの湊です。
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《《《2022年9月12日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第411号》》》
慶応大学 伊加賀研究室
近畿大学の岩前先生の話から脱線しますが、関東の健康と住宅の関連を調べているのは、慶応大学の伊加賀研究室が一番詳しいと思います。
関西では、近畿大学ですが、国土交通省の資料は圧倒的に伊加賀研究室の発表からの引用が多いですね。
その1つの資料をお伝えいたします。
国土交通省 第49回住宅宅地分科会のページに資料がそのまま掲載されています。
政府のWEBページに掲載されている資料の引用は自由に可能ですので、この資料からのデータを引用させてもらいます。
きちんと引用元を明らかにすれば、著作権の講義なども避けられますからね。
一つ目は、これです。寒い住宅に住んで、血圧の上昇降下を繰り返していると、動脈硬化になりやすいというものです。
これは、同じ資料の中にデータがありますが、温度変化の少ない、断熱等級7+全館暖房の住宅に住んでいると血圧が下がるというものです。
資料には断熱等級も連続暖房も詳しくは出てきませんが、この資料を読めば温度変化の少ない家は、全体の血圧が下がるというものです。
80歳の女性で、室温が10度上がることで、血圧が11.6mmHG下がるというデータが出ています。
いわゆる血圧の薬で下がるのが5~10mmHGということから、室温全体を上げるというのは、年寄りには効果抜群というわけです。
データを見ると、20代、30代にも効果があることになっていますので、とても効果が高いのですね。
この他にも沢山エータがでていますので、皆さんも普段のお客様への説明などに使える資料だと思います。
ご参考にしてください。
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