断熱等級7は認められず
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2021年12月2日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第138号》》》
断熱等級7がない!
新建ハウジングで、速報がでていますが、国土交通省が7等級のパブリックスピーキングの結果として、この3月には認定しないという事になりそうです。
【速報】断熱等級5、一次エネ消費量等級6を新設
もともと、断熱等級7は3月に認定して、9月に施行とあったので、この記事によると3月から5等級と6等級は施行とありますから、この2つの等級は反対県も少なかったことから、先行したということだと思います。
今回の速歩は、断熱等級7については一切触れられていませんので、継続審議なのかそれとも、今回は難しいので、早めに対応できる実をとったのかは解りません。
これらの審議内容については近く公開される文章から類推する以外にありません。
これにまつわる文章が公開されたら改めて、記事を上げたいと思います。
断熱等級5と6
今回の記事の収穫は、とにかく断熱等級5と6は確実に3月には法制化されます。
つまりは、政府基準になるということです。
これまでは、国土交通省の基準では6地域においては、UA値0.87までしか基準がなく、BEIという数値で、更に1次エネルギーが20%削減までは認定がありましたが、きちんとした外皮基準がなく、一次エネルギー基準だったとのではっきりとわかりにくかったのです。
そこに、断熱等級5と6が登場したので、わかりやすくなりました。
今後は断熱等級5と6を達成するともらえる補充金なども新設されると思います。
個人的には、現在のグリーン住宅ポイントのようにポイントではなく、現金で支払われるものを希望しますが、事務処理は現在のグリーン住宅ポイントは簡略化されて使いやすかったので良いなと思います。
いずれにしても、断熱等級5が今後義務化される流れができたわけで良いことです。
とりあえず、2022年は断熱等級6が簡単にできる様にするのが良いと思います。
その上で、やはり断熱等級7が政府基準になると一気に高性能住宅が普及します。
断熱等級6は充填でやれるが、断熱等級7は付加断熱が必要
それは、断熱等級6は、充填断熱だけでなんとかギリギリ達成できる数値です。
ところが、断熱等級7になるためには、付加断熱(外断熱)が必要になります。
更に、土井宇野最近の一般住宅はUA値が0.4前後だと思います。
断熱等級6だとまだドイツの一般住宅には届きません。
ところが、断熱等級7になった途端、ドイツの一般基準を上回り、かなりの上位性能の住宅と同じになります。
つまりは、世界標準の高性能住宅にやっと肩を並べる水準の基準値が認められることになります。
今後は断熱性能は多様化していくと思われます。付加断熱をするしないは、建物の価格にすれば300万円以上異なるので、毎月1万円弱の費用負担が増える計算です。
所得が増えない中この水準は一般のお客様には厳しい水準かもしれませんね。
また、メルマガも頑張って毎日書いています。お申し込みは下記からお願いいたします。