断熱等級4は浪費住宅へ
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年3月31日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第253号》》》
光熱費の高騰が止まりません。
エルヒオ電気が撤退しました。
実は、我が家はエルヒオ電気を使っていました。エルピオ電気というのはいわゆる新電力です。2016年から電力の完全自由化が起こって、どんな会社でも電力会社になれるようになりました。その後ガスの自由化が起こって、いわゆるエネルギーは完全自由化人っています。
そのため、東京ガスが電気を供給したり、東京電力がガスを供給したりしています。
そして、発電設備を持たない会社は市場で電力購入して、それに収益を付けて販売していました。
ほとんどの会社は価格競争になっていましたので安めの価格設定になっていたのです。
だいたいkwh単価で言えば25円前後だったと思います。
そして、それまでの電気は、日中ではkwhあたり10円前後。発電量が多いと更に下がるという事も多かったです。
市場経済ですから太陽光パネルの発電量が増える日中は安く、夜間は原子力が止まっているので高くなるというのが一般的でした。
ところが、カーボンユートラル時代になって、再生可能エネルギーへのシフトが進むと判断した産油国は投資を抑制しました。
その結果産油量は徐々に低下して行きました。
当然コロナ禍で経済活動も停滞していたので需要も下がっていました。
その結果として、原油価格が0円になるという事態になって産油国は一斉に生産量を下げたわけです。
需要減+供給減
ところが、コロナ禍が完全に終わってすべての規制をなくした瞬間に経済活動が急増しました。日本では考えられませんが、アメリカも欧州もコロナに関しては一切の規制を取り払っています。
その結果をしての原油需要の高騰が現在の資源高になっています。
1バレル0円だった原油が最高で100ドルを越えているわけです。
需要増大+供給減
その後産油国は増産していますが、そもそも投資を絞っているのでそんなに増やす余力は無いのです。
結果として、冒頭のグラフのように電気の卸売価格は高騰していて、電気の販売価格で逆ざやが続くと判断した新電力は一斉に撤退を始めています。
電気を発電でしている東電などの電気会社は市場からほとんど電気を買わなくて良いので安定経営できますからね。
1kwh50円を超える?
今後の見通しは、現在の1kwはあたり30円前後の売電価格が、50円を超えるというものです。
単純に2倍になります。もしかしたら3倍にはなる可能性が出てきています。
つまり、東京で4等級のこんなシミュレーションが2倍になると、年間22万円の光熱費が年間44万円、3倍になると66万円になります。
G1だと17万円が、34万円、51万円ですが、G2以上だと更なる省エネ=電気代が安くなります。
建物によっては同じ間取りなので年間20万円以上電気代が違うということも起きますよね。
そうなったら、30年600万円以上の光熱費の差という事になります。これが300万円で買えるのなら300万円の得という事になるわけです。
もちろんそれだけ太陽光パネルを付けた方が得という事にもなるので、太陽光パネルがそんだと言っている専門家はなんと言い訳するのか今から楽しみでもありますね。
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