夏に湿度を下げる工夫 5
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店さんの役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年9月29日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第428号》》》
さいごに
夏の除湿は、夏の最大のテーマだと思います。
理由は、今年の夏の体験からきます。
今年の夏は、流行に乗ってコロナの陽性になってしまいました。
そして、ホテル療養をしまいた。
理由は、今の自宅が狭いために、家人に移しては不味いなと思ってからです。
そして、昨年竣工された、ビジネスホテルに宿泊することになりました。
ホテルですから、エアコンが1台付いているだけです。
昨年竣工したのですが、ビジネスホテルだったので、そんなに高性能なエアコンは付いていませんでした。
そこで、こんな体験をしました。
25度に設定すると寒い。
26度に設定するとむし暑い。
そのため、こんな運転をしてみました。
23度に設定して、風量を最小にする。
ビジネスホテルの部屋は小さいので、30分ほど運転すると、かなり冷えてくるのですが、これである程度除湿ができることがわかりました。
そして、26度に設定すると暑くないということが解りました。
これは、僕自身の体験から来ることなのですが、
除湿をすると温度が高くても暑くない
ということが体感できました。
PMV
これをきちんと、ISOの基準にしたのが、PMVという仕組みです。
僕もブログで何度か書いていますが、こんな内容です。
そして、実際に栃木の工務店+設計事務所さんの見学会にいって見ると、大人数が入って室温が若干高めになっていました。
26度以上だったと思います。しかしながら、湿度が低いので暑いとは感じませんでした。
これは省エネには必要な事です。
温度はいくらでも下げられますが、そのためにはエネルギーが必要です。
もちろん湿度を下げるのにもエネルギーは必要なのですが、高気密で熱交換換気システムがあると、かなり湿度が低い状態を維持します。
そして、外皮が高い性能だとなおさら外気の影響を抑える形になりますので、省エネにつながるという訳です。
今後色んな方がいろんなシステムを開発されると思いますが、それが省エネで快適な住宅につながることを祈念して、この一連の記事を終わっていきたいと思います。
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