国土交通省が考える住宅建築の未来 2
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年6月24の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第336》》》
年代別建築数
現状の数を調べてみましたが、実際にどの程度の家がどの年代っているのか調べてみました。それが、下記のグラフです。
上のブルーが戸建の持ち家です。下の2項目は、共同住宅ですから、アパートマンションの賃貸と持ち家になります。
昭和45年以前 340万戸
昭和55年以前 450万戸
昭和56年~平成2年 460万戸
平成3年~平成12年 515万戸
平成13年~平成22年 454万戸
平成23年~平成30年9月 336万戸
つまり確実に旧耐震の木造住宅は、800万戸あまり存在します。
下のグラフには、木造だけで全住宅併せて、1980年(昭和55年)以前の建物が、1913年(平成25年)から。1918年(平成30年)の5年間に、約1,370万戸あったものが、1,160万戸と、210万戸も減っていることがわかっています。
5年間で200万戸が建て替えられるか、少なくとも更地になっているので、この年代の建物は、ここから10年あまりで,ほとんど無くなってしまう可能性を示しています。
そして、市場には、断熱等級4以下の中古住宅が大量に供給される時代が,すぐそこまでやってきています。
住み替えの実態
これも、国土交通省さんからいただいた資料を、当方で作り直しました。
2018年1年間に、持ち家を退去した方は、約59万戸あります。
このうち一番多いのは、転勤などの都合で、賃貸への引っ越しです。22.9万戸ですから、およそ40%が転勤などでの転居になります。
独居老人等の死亡が年間に8.1万戸、独居老人の入所(老人ホーム、病院など)が20.4万戸有ります。ここはすぐに売られることは無いのだそうですが、いずれ市場にできてきます。
国土交通省では、この2項目の流通強化を検討しているということでした。
住み替えは、新築、中古合わせると9.5万戸です。こちらの方は,旧住宅が売りに出されると思われます。
現在の,中古住宅の流通量が15~16万戸だそうですから、これをどんどん増やして様々な用途に使って欲しいと考えているようです。
そのための、法制度を進めているという事です。住宅は,ストックの資産です。借金がない場合は、売却したら税金分をの沿いで、そのまま収入になリますので、今後は不動産の販売を検討して行く方も増えると思います。
明日は、その増える中古住宅をどうするのか?ということを考えてみたいと思います。
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