北海道の家は暖かいか?
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2021年12月6日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第142号》》》
北海道ではどれだけ断熱性能が高いか?
昨日は北海道の工務店さんと一日話をする機会がありました。
そこでその工務店さんが考える北海道の住宅について伺いましたので、ちょっと書いてみたいと想います。
ちなみに、あくまでその工務店さんの私見であり、もちろん異論は沢山あるだろうなとは思います。その点はそんな考えを持った工務店さんもあるんだと思っていただければ良いのではないでしょうか。
我々本州に住んでいる人間は、北海道ならさぞかし断熱性能が高い家にしているだろうと思います。
理由は2つぐらいあります。
1つめは、北海道が日本で一番冬と夏のなくなる方の比率が小さい都道府県になります。これは、一般的には冬なくなる方が夏に比べて圧倒的に高いのですが、北海道は冬は夏に比べてなくなる方は多いモノの、ほとんど差が無いといえるのです。
2つめは、北海道は真冬でも住宅の温度を25度以上にしてTシャツでアイスクリームを食べれる習慣があるという伝説です。実際に、北海道の住宅の多くは真冬に25度に設定するというのは当たり前だそうです。
これだけ聞くとさぞ断熱も高いのだろうなとお考えでしょう。
北海道の住宅の実際の仕様
そうなんです。僕もそう思っていました。しかしながら、実際は違うんだそうです。
北海道は1地域と2地域しかありません。
実際の外皮性能は下記になります。
断熱等級4は、2地域の場合はUA値が0.46です。これは、6地域のHEAT20 のG2であり、次に制定される断熱等級6にあたります。
つまりそれだけの断熱性能だというわけです。
ですが実際に建っている住宅の7割はこのあたりに集中しているというわけです。
これは、我々6地域の4等級とほぼ同等性能という風に想ってもらって良いそうです。
それで、室温25度というのはどうしているか?というとそれだけの燃料費を使っているというわけです。
この表でいうところのUA値0.34のG1グレードですらほとんど建っていないということです。
その社長が住んでいる札幌のベッドタウンは、HEAT20のG2であるUA値が0.28以下という住宅はその会社ともう1社があるだけで、人口20万人近い同市にあって、これだけの差があるわけです。
僕なんててっきり北海道はW断熱が当たり前かと想ったら、全然まだまだ少数派ということで驚きました。
北海城の住宅の工夫
雪は降りますが、降っている間は短いので、勾配屋根という寄りも、陸屋根のようにやねがふらっとなのが特徴だそうです。
この他にも断熱に関してはいろいろありますが、近日中に取材に行ってこようと想っています。
今日は少し短いですがこの辺でやすみます。
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