エアコンよりも高効率な暖房器具
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきたいと思います。
《《《2021年11月20日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第126号》》》
エアコンと床暖房の数値比較してみる
エアコンは一番効率が良いと昨日書きましたが、根拠はCOPという数値です。
エアコンは、最新のものでCOPが7を大幅に超えるものがあります。
このCOPとは投入エネルギーに対して、暖められる空気の量や温度ということになります。
COPが1の場合は、ガスストーブと同じように投入エネルギーが1で、暖房されたエネルギーが1ということになります。
ところが、エアコンはヒートポンプという仕組みを使って、熱エネルギーを歌集して非常に効率よく暖房ができるようになっています。
では、床暖房はどうでしょうか。
床暖房は、電気で床を温める方式と、温水の方式があります。
温水ユニットはヒートポンプ式で最大COPが4です。電気代のものは、1前後が多いですね。
であるならば、熱効率はエアコン>温水床暖房>電気床暖房ということになります。
もちろんエアコンも、効率の悪いゾーンになるとCOPが3を切るケースもあります。温水床暖房の場合もCOPが最大4ですが、効率を外すと2以下になることもが考えられます。
とにかく効率を考えるのが一番です。
建物の暖房で一番効率のいいのは?
この結果として、建物の暖房ではエアコンの右にでるものはありません。
ですが、それよりもトッと効率の良いものは、太陽熱です。
太陽熱は、1平方メートルあたり1.37kwhのエネルギーが無料で何もしなくても降り注ぎます。
ですので、晩秋から春先にかけて、つまり11月から4月の上旬ぐらいまでの半年弱は、太陽光を取り入れる住宅を計画することで、暖房費を徹底的に削減できます。これ年間の暖房費が2万円以上変わります。
もちろん床暖房かエアコンでも暖房費が変わりますが、太陽光を組み支えることによって更に暖房費が削減できます。
特に冬に天気が良い太平洋側は、冬の太陽光を考えた家づくりを考えるのがベストという感じになりますね。
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