まだまだ陰謀論だと思われている地球温暖化

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2021年12月23日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第159号》》》

地球温暖化が陰謀?

昨日、Twitterを眺めていますと、いろんな意見がありますね。

コロナウィルスは、中国が作った細菌兵器だ!とか。

ワクチンを接種して数万人の人が亡くなっているのに政府は隠しているとか

地球温暖化は、欧米の環境マフィアが作ったストーリーに過ぎないとか

イルミナティ、フリーメイソン、秘密結社などなど、人間の想像力というのは素晴らしいなと思うのです。

ちょうど今上映が始まった、映画『マトリックス』も人類が見ている現実は虚構の上に成り立っているというまことしやかな、嘘が物語の主軸になっています。

このあたりは、コギトエルゴスムといって、『我考える故に我あり』というように人類の古来からの哲学との関連があるわけです。

また、フランスの魔女狩りに関していえば、悪魔の証明といって、魔女でない証明をしろといってもできないわけで、そのおかげでかなりの若い女性が殺されるという痛ましい歴史があります。

確かに、キリスト教は陰謀の歴史で、人がどんどん殺されるのが当たり前という歴史があった事も事実です。

ですが、地球温暖化という物理現象は、厳然として有るのですね。

以前、真鍋さんがノーベル物理学賞を受賞した時のこのグラフですが、これは観測機器で観測した実数でして、この実数が操作されているわけはありません。

同様な傾向が世界各国の気象台の生データとして出ているわけですから、少なくとも1970年代から2021年までは地球の気温の上昇傾向ははっきり見て取れます。

そして、多くの研究者が発表しているように二酸化炭素がこの主原因であるということもほぼ間違えない訳です。

人によっては地球が氷河期と間氷期を繰り返していることから、現在の温暖化自然現象だと主張するグループもあります。

それも基本的に否定されているので、地球温暖化が発生しており、その主原因は、二酸化炭素であるという事実が、ほぼ確からしい事実として存在しています。

カーボンニュートラル

これに対して、カーボンニュートラルを目標に掲げた菅政権、岸田政権の主張は道徳的にも、科学的に正しくて、ほぼ疑問の余地もないことです。

それに対して異議を唱えるという態度こそ、非科学的だということになります。

そして、この燃料の高騰の時代に合って、省エネの一環としてのカーボンニュートラルは、日本にとっては大いなる追い風にしないといけません。

かつての日本は省エネ技術や、環境に関する技術で世界をリードしてきました。

残念ながら半導体産業と同じように、現在の日本では極端な省エネ技術や環境技術はなくなってしまいました。

これは、この産業が枯れてきて、新技術が出尽くしたということではなく、やってもそれほど省エネにならなくなったということもありますが、それ以上に省エネといっても商品が売れないからに他なりません。

プリウスも昔ほど売れずに、今では軽自動車ばかりが売れています。

自動車も家電も燃費競争、省エネ競争は行き着いた感があります。

そして、残された数少ない産業が、住宅です。

住宅は、UA値を含めて、まだまだ未成熟な技術が沢山あります。これを充分に活用して、しっかりとした省エネ商品を作れれば、かなり人気を博するのではないかなと思います。

大手では一条工務店がこの方向性を打ち出して、大きく成長しました。まだまだ成長の余地はあると思いますので、是非とも高性能、高断熱の商品開発を進めて欲しいと思います。

お手伝いは何なりともご用命くださいませ。

また、メルマガも頑張って毎日書いています。お申し込みは下記からお願いいたします。

Posted by 湊 洋一