エネルギー構成と地球温暖化
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきたいと思います。
《《《2021年11月22日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第128号》》》
地球温暖化は本当か?
2021年のノーベル物理学賞は、日本人の真鍋淑郎を含むグループに送られました。
彼の功績は1970年代にも関わらず地球の気温が温暖化すること炉示して、いたということです。下記のグラフはTwitterで拾ったものですが、黒い太い実践が実際の気温の推移です。
このグラフを見ていると、地球温暖化が政治的なものではない事がご理解いただけると思います。そして、この1970年のmanabeというラインが、真鍋先生の功績となります。
では、この原因はといえばご存じの通り、二酸化炭素です。この二酸化炭素を排出しない様にしたいとしているのが、パリ議定書です。
パリ議定書では、2050年までに二酸化炭素の排出量をゼロにする事が求められています。日本政府も、これを約束している訳ですね。
その結果として、2025年に断熱等級4が義務化されて、2030年にはZEHレベルの断熱性能が義務化される可能性が高いとされているわけです。
更に、高性能住宅に誘うような政策が打たれる可能性があります。
◆エネルギーはどうなるのか?
そして、そのエネルギーはどのようになっていくのでしょうか?
今日はこのあたりのとても簡単ですが、お伝えしていきたいと思います。
というのは、欧州は1つで、どの国も等しく再生可能エネルギーを開発しているわけではないからです。
下記の図をご覧ください。この表は、原子力発電所の依存度ヲ示しています。
この表は、産経新聞社のWEBに掲載されていたものです。今年の11月の上旬に掲載された表です。
スウェーデンの特派員である三井記者が我欧州全体ので、原発依存を書いています。ドイツ、オーストリア、イタリアなどの各国は原発よりも、再生可能エネルギーを選んでいます。
そしてフランス、英国などは原発を選んでいます。
原発も再生可能エネルギーも二酸化炭素を排出しません。
最大の目的は、二酸化炭素を排出することなく、産業に必要な電力を確保することです。そのための原発であり、再生可能エネルギーなのです。
日本の場合は、フランスと同じく原子力発電所を中心に電源が組み立てられてきました。
しかしながら、東日本大震災がすべてを変えました。結局、日本政府は、中途半端に原子力発電を諦めずに、再生可能エネルギーの活用に舵を切っています。
2021年10月に発表されたエネルギー基本計画でも明確です。
以前は化石燃料を6割程度許容していたのが、現在では2030年には4割程度に下げて行く計画です。
このためには、原子力発電と再生可能エネルギーの両輪が必要です。
ということで、今後日本政府は、原発の再稼働をどんどんしていくことになります。
個人的には、火力発電よりも原子力発電の方が安全性が高いと思っています。もちろん、大事故のリスクはありますが、津波以外の理由での大事故は日本では起きていません。チェルノブイリは、黒鉛炉というすでに使われていない技術での大事故です。
現在の、原子力規制委員会は、必要以上の対策を求めていますので、安全性は非常に高まっています。
今後は、核融合技術が一般化するかもしれません。
我々ができることは、エネルギー消費の小さい住宅を建てて、日本の電力使用量を削減するということにあります。
エネルギー基本計画は、政府の考えることで無難ではあります。可能なら更に原発を増やして、核融合に投資して欲しいものですね。
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