電気代はどこまで上がるのか? 1
こんにちは。
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
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《《《2022年8月19日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第389号》》》
日本の電気代が高い!
日本だけでは無く、欧州でもとんでもないことになっていますが、電気代の高騰に歯止めがかかりません。
電気代は、電力自由化に伴って、基本的に自由に設定できる様になっていますが、多くの電力会社は自社で発電施設、つまり発電所は持っていません。
では、どうやっているか?というと、電力を市場で仕入れて、消費者に売るということで成り立っています。
例えば、明日のスポット価格がもう出ていますので、こんな風な価格が市場での価格になります。
東京電力だけは、夕方にどーんと価格が上がっていますが、その他の時間帯は、1kwhでは20円前後で取引されています。
この取引価格というのは、東電などの発電部門の余剰分とか、太陽光パネルのFITでの販売除外分など、いろいろな要素の電力を取引する市場になっています。
発電所の無い、例えば、エネオス電気とか、ANA電気とか、ドコモ電気などは、この市場で買って我々に提供しているという訳です。
この市場価格と販売価格の差が、もうけの源泉になるわけです。
昼間に安い九州
この中で、昼間に異様に電気代が安い電力エリアに気がつかれると思います。基本的に九州エリアは電力が比較的安いのです。
これは、日本の中でメガソーラが非常に多いためというのが要因なんですが、であればどうして夜も低いのか?よく理由がわかりません。九州地区は人口が少ないので余剰電力が多いのかもしれませんね。
これが最近工場が九州に進出する理由の1つになっている様です。
昨年の年末から、今年の2月にかけてはこのJPEXの電力が高騰する事がありました。いわゆる自由市場になれば、より価格が高騰しやすくなります。
その高騰時には、売電の方が安く、買電の方が高くなったこともあったようです。
現在でも、九州地域以外は、1kwhでの市場価格が20円前後と、2年ほどの前のおよそ2倍になっています。
そのため、我々の電力化価格も1kwh25~27円だったものが、2022年8月には35~27円になっています。
では、電気代はどこまで上がっていくのでしょうか?
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