入門編 エコ住宅のための3つの要素
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店を元気にする記事を書いていきたいと思います。
《《《2021年10月9日の代表湊洋一ブログ第88号》
これからエコ住宅を始める方へ
今日は、かなり入門編です。いつものブログよりもレベルを落として書いていきます。
理由は、基本的には当社のスタンスは初心者なんです。
断熱をこれから強化したい、エコ住宅を建てたいけど何から始めたら良いか解らない。
などの方へのサポートも色々やっていきたいと思っている殻なんです。
これまでは、ZEHまではやってきたけど、それ以上の必要性があるのか?とか、何がどう違うのか?を凄くわかりやすく書いていきたいと思います。
これまでのブログは、今までエコ住宅をやっていた人にも参考になればと思って書いていました。
でも、そんな方は既に情報源があるでしょう。当社のブログを参考にして貰いたいですが、多分読んでくださらないだろうなと思いました。
ですので、これからはちょっと視点を変えて、ちょっとだけレベルを落として書いていこうと思います。
レベルの高い人はお客様に伝える参考にして貰えれば良いと思っています。
では、はじめて行きたいと思います。
エコ住宅を付くための3つのポイント
今日はZEHよりも良い住宅を建てて、お客様にエコ住宅を建てるために3つのポイントをお伝えします。
⇒エコ住宅のポイント1 UA値だけで判断しない
エコ住宅といえば、UA値ということで、数値を簡単に表現できる指標としてはとても良いですよね。
でも、ですよ。
UA値だけでは住宅の快適性の指標にはならないのです。
例えば。これは当社他でも散々シミュレーションやっているのですが、こんな2つの家があったとします。
住宅1 UA値0.4 でも,夏は窓から朝日と,夕日がガンガン入ってくる、とか、冬は南に窓が小さいので一切日の光が入らない家
住宅2 UA値は0.87 6地域では等級4の家だけど、夏は家の中は明るいけど、直射日光はほとんど入ってこない。冬は南側の窓から日中日差しがしっかりある家
これだと、快適性も光熱費も多分住宅2の方が良くなります。もちろん、冬の朝晩の冷え込みは、住宅1の方が良いでしょうけれども,総合快適性では住宅2の方が上になります。
このあたりはパッシブ設計と呼ばれる設計手法をしっかりお伝えして行きたいと思います。
⇒エコ住宅のポイント2 隙間相当値C値は必ず測る
これは、このC値の指標が、住宅の室温の管理でUA値以上に大切だからということになります。
UA値が同じ0.5程度の住宅でも、C値が1を超える住宅と、C値が0.5以下の住宅では年間の光熱費の差は5万円にもなります。
この項目は改めて、1日かけてじっくり説明したいと思いますが今日は概論だけ、結論だけお伝えします。
C値は0.5以下を狙ってください。0.6でも別に結果は変わりませんが、0.7を超えてくると不味いです。だからといって0.2以下にしてもそんなに意味はありません。
ウレタン充填+基礎パッキン+基礎断熱の住宅を建てて貰えれば,自然とC値は0.3前後になるはずです。
そして、0.1になると劇的に変わるか?といえば,0.3の家と0.1の家はほとんど変わりません。なので、C値は0.5狙いで作って、実数で0.6を超えないように建ててください。
なお、C値測定は1邸あたり5万円前後の実費が必要です。自社でもできますが、装置が100万円近くするので年間20棟以上の工務店さん以外は依頼するのが良いのかなと思います。
⇒エコ住宅のポイント3 まずは窓をよくする
当社は断熱屋なので、断熱のことをいいたいのですが、断熱よりも窓を良くする方がエコ住宅になりやすいです。
極端な話UA値0.5前後までであればグラウスールだけでも充分にエコ住宅は建ちます。
窓は東西北面は可能であれば窓を小さくして、トリプルにして。南面はトリプルだと重くなる上にとても高くなるので、UA値を0.4以下にする以外意味はありません。
窓の使い方なども改めてお伝えしていきたいと思います。コラム的にはこれまで書いてきたのですが、入門編向けに改めて書いていきたいなと思っています。
では、これから入門編をお楽しみにしてくださいませ。
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《《《2021年10月9日の代表湊洋一ブログ第88号》
これからエコ住宅を始める方へ
今日は、かなり入門編です。いつものブログよりもレベルを落として書いていきます。
理由は、基本的には当社のスタンスは初心者なんです。
断熱をこれから強化したい、エコ住宅を建てたいけど何から始めたら良いか解らない。
などの方へのサポートも色々やっていきたいと思っている殻なんです。
これまでは、ZEHまではやってきたけど、それ以上の必要性があるのか?とか、何がどう違うのか?を凄くわかりやすく書いていきたいと思います。
これまでのブログは、今までエコ住宅をやっていた人にも参考になればと思って書いていました。
でも、そんな方は既に情報源があるでしょう。当社のブログを参考にして貰いたいですが、多分読んでくださらないだろうなと思いました。
ですので、これからはちょっと視点を変えて、ちょっとだけレベルを落として書いていこうと思います。
レベルの高い人はお客様に伝える参考にして貰えれば良いと思っています。
では、はじめて行きたいと思います。
エコ住宅を付くための3つのポイント
今日はZEHよりも良い住宅を建てて、お客様にエコ住宅を建てるために3つのポイントをお伝えします。
⇒エコ住宅のポイント1 UA値だけで判断しない
エコ住宅といえば、UA値ということで、数値を簡単に表現できる指標としてはとても良いですよね。
でも、ですよ。
UA値だけでは住宅の快適性の指標にはならないのです。
例えば。これは当社他でも散々シミュレーションやっているのですが、こんな2つの家があったとします。
住宅1 UA値0.4 でも,夏は窓から朝日と,夕日がガンガン入ってくる、とか、冬は南に窓が小さいので一切日の光が入らない家
住宅2 UA値は0.87 6地域では等級4の家だけど、夏は家の中は明るいけど、直射日光はほとんど入ってこない。冬は南側の窓から日中日差しがしっかりある家
これだと、快適性も光熱費も多分住宅2の方が良くなります。もちろん、冬の朝晩の冷え込みは、住宅1の方が良いでしょうけれども,総合快適性では住宅2の方が上になります。
このあたりはパッシブ設計と呼ばれる設計手法をしっかりお伝えして行きたいと思います。
⇒エコ住宅のポイント2 隙間相当値C値は必ず測る
これは、このC値の指標が、住宅の室温の管理でUA値以上に大切だからということになります。
UA値が同じ0.5程度の住宅でも、C値が1を超える住宅と、C値が0.5以下の住宅では年間の光熱費の差は5万円にもなります。
この項目は改めて、1日かけてじっくり説明したいと思いますが今日は概論だけ、結論だけお伝えします。
C値は0.5以下を狙ってください。0.6でも別に結果は変わりませんが、0.7を超えてくると不味いです。だからといって0.2以下にしてもそんなに意味はありません。
ウレタン充填+基礎パッキン+基礎断熱の住宅を建てて貰えれば,自然とC値は0.3前後になるはずです。
そして、0.1になると劇的に変わるか?といえば,0.3の家と0.1の家はほとんど変わりません。なので、C値は0.5狙いで作って、実数で0.6を超えないように建ててください。
なお、C値測定は1邸あたり5万円前後の実費が必要です。自社でもできますが、装置が100万円近くするので年間20棟以上の工務店さん以外は依頼するのが良いのかなと思います。
⇒エコ住宅のポイント3 まずは窓をよくする
当社は断熱屋なので、断熱のことをいいたいのですが、断熱よりも窓を良くする方がエコ住宅になりやすいです。
極端な話UA値0.5前後までであればグラウスールだけでも充分にエコ住宅は建ちます。
窓は東西北面は可能であれば窓を小さくして、トリプルにして。南面はトリプルだと重くなる上にとても高くなるので、UA値を0.4以下にする以外意味はありません。
窓の使い方なども改めてお伝えしていきたいと思います。コラム的にはこれまで書いてきたのですが、入門編向けに改めて書いていきたいなと思っています。
では、これから入門編をお楽しみにしてくださいませ。
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