湿度を一番除去するのは?
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年6月7日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第319号》》》
梅雨の季節は除湿
ジメジメした日本では5番目の季節と呼ばれる梅雨になっています。
この時期は、本当に辛いです。
洗濯物は乾かない、外に干せないので室内に干すと、かび臭い臭いがするという事で、頭を悩ませますよね。
実は我が家は、乾太くんを中古で購入して使っています。2階のベランダに置いているので、ちょっと防犯上は問題があるのかもしれませんが、一応鍵がかかるようになっています。
乾太くんは、本当に快適です。奥さんが天気をまったく気にしなくなりました。働く主婦は、本当に良いみたいです。
そんなことはともかく、梅雨になると除湿したくなります。
ということで、除湿機が登場するということになるのですが。
除湿機というのは意外に効率が悪いのです。
除湿する仕組み
除湿機はほとんどの家庭に1台はあると思います。
我が家にも、機械が壊れるまで1台元気に動いていました。
仕組みは、2つあるというのは有名ですからよくご存知ではないでしょうか?
・コンプレッサー方式
・デシカント方式
この2つがあります。
コンプレッサー方式というのは、空気が通る部分をコンプレッサーで冷やして結露させて除去する方式です。
代表的なものがエアコンですね。
もちろん、コンプレッサー方式の除湿機も沢山売られています。
そして、デシカント方式というのは、ゼオライトなどの吸湿剤をローターで回転させて、そこに湿度を含んだ風を当てて吸着させるという方式です。
その吸湿剤を暖めることで吸着した水分を飛ばして回収します。
この他にハイブリッド式というものや、デシカントを組み合わせたものなどが販売されています。
単純に効率、つまり電気代辺りの除湿量を比べるとコンプレッサー方式に軍配が上がります。
で、さらに除湿機とエアコンを比べると明らかに能力差があります。
エアコンの除湿量は、カタログデータ(冷房時)で1時間に最大で2kg以上になります。つまり1時間で最大で2リットルの水を空気中から取り除けるということになります。
除湿機のカタログでは、高性能なものでも600g前後です。
ということで、除湿をするなら圧倒的にエアコンが有利という事が解ります。
エアコンの弱点
エアコンの除湿能力が高いことは理解していただけたと思いますが、このエアコンは基本的に冷房用の機能で除湿するわけです。
そのため、湿度は取れても温度が下がるという弱点があります。
梅雨でそこまで暑くないのに温度が下がると寒くて困るという事もあると思います。
その場合は、こんな対策が有効です。
・リビング以外のエアコンで除湿をさせる
・他の部屋で暖房で回す
この辺りの対策は、明日しっかり書いていきたいと思います。
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