エアコン2台で再熱除湿2
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年4月23日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第276号》》》
除湿モードと冷房モード
エアコンには、除湿モードと冷房モードがあります。
この両者はやっている事に大きな違いはありません。
熱交換ユニットをコンプレッサーで冷やして、そこに通す風のスピードの差で除湿モードとか、冷房モードと言っているわけです。
両者とも熱交換ユニットのフィンに暖かい空気を当てて、意識的に結露を起こしています。
そして、結露を積極的に起こすことで除湿することができるわけです。
除湿量というのは、このフィンの温度と時間あたりの流れる量、それから通過する空気の絶対湿度量によってもちろんですが変化します。
エネルギーパスの今泉さんがyoutubeで、除湿量について語っている回があります。このブログでは、正直な所他社の資料を余り例示しないのですが、この映像は実測しているところが面白いですね。
<<エアコンの冷房と除湿どっちが良い?実際に測定してみた。除湿量が多いのは実は○○の方だった!>>
この映像を見ると、一番除湿量が多いのは、除湿運転。つまり、ドライ運転です。
この場合は、充分冷やしたフィンに、室内の空気をそのまま当てます。
急速に冷えた空気は、結露を起こして除湿されるという事です。
この場合は、普通の冷房モードよりも、湿度が劇的に下がるようです。
再熱除湿モード
この他に、再熱除湿モードというものがあります。
これは、一般的な除湿モードは、ある意味風量が少ない冷房モードなので、例えば梅雨時のように温度は30度以下しかないが、湿度が著しく高いみたいな場合だと、室温が寒くなりすぎてしまいます。
そのために、ヒーターユニットであらかじめ、除湿モードによって下がる温度を上げておいて、除湿を行うという仕組みになっています。
これだと、梅雨寒の場合でも、室温を下げずに除湿ができるわけです。
そのため松尾設計に松尾先生なども推薦しているモードですが、この映像では、除湿量は一般的なドライモードの方が除湿量が多いという表現になっています。
もちろんエアコンの機体差によるものがあるので、きちんと検証しないといけないのだと思いますが、再熱除湿モードはもしかしたら湿度下がらないんじゃないの?と思わせる物があるのは事実です。
では、どうすれば良いか?明日また考えてみたいと思います。
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