エアコン2台で再熱除湿1

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年4月22日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第275号》》》

除湿の考え方

除湿ついて何回かに分けて書いていこうと思います。

除湿は住み手にとっての大きな課題ですよね。

せっかく高性能な住宅を建てて、夏は涼しく、冬は暖かい家になったとしても、きちんと計画しないと湿度の問題は解決できません。

これは、湿り空気線図の解説で書いたのですが、こういうことです。

冬の潤いを保つために必要なこと

https://mx-eng.jp/dannetsu_column/moisture/

冬に関しては、こうなります。

外気  温度5度、相対湿度30%⇒ 絶対湿度 2.0g/立米

これを暖めると、室温22度+2.0g/立米 ⇒ 相対湿度10.5%

つまり、そもそも乾燥している外気をそのまま暖めると、乾燥度が酷くなる訳です。

そのため冬は加湿が絶対的に必要とされるという事が解ります。

ところが、夏はこれが真逆になります。

外気 温度35度、湿度 65% ⇒ 絶対湿度 25.7g/立米

これを、単純に温度を下げると、室温27度、25.7g/立米 ⇒ 相対湿度99.8%

ということで、これだと結露してしまいます。

ここで、除湿をしっかりするという考え方につながります。

今回は、この除湿を如何に効率約やるか?と考えてお伝えして行きたいと思います。

3階のシリーズをしっかり読んでいただければ、除湿についてある程度ご理解板だkる様に書いていきたいと思います。

そして、この除湿は今後ますます重要な考え方になっていきます。

エアコンはそれだけで除湿する

つまり、外気35度、相対湿度65%の空気を、27度以下にすると結露を起こします。

エアコンの内部を熱い空気が通ると、エアコンのフィンの内部で結露を起こします。

エアコンのフィンはどのぐらいの温度になっているかというと、だいたい5~8度ぐらいです。

つまり、その表面ではビシッと結露が起きています。

この結露水が和えコンの室外機や、外壁からポタポタ漏れる水の原因なのです。

つまり、暖房と違って、エアコンを通ってくると夏の空気は除湿されている事になります。

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Posted by 湊 洋一