湿度を除去しつつ、室温を維持
こんにちは。
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株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年6月8日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第320号》》》
再熱除湿という機能
松尾設計室の松尾先生が火を付けたのが、再熱除湿という機能です。
エアコンの除湿のモードですが。2つのパターンがあります・
1つは再熱除湿というものと、通常の除湿モードです。通常の除湿モードが基本的には辱冷房です。
昨日書いた記事にもあるとおり。エアコンのフィンを冷やしてがっつり結露させるのが一番除湿効果が高いわけです。
弱冷房の場合は、フィンはできるだけがっつり冷やすのですが、風はなるべく絞るということをやると、冷却フィンでは水分がどんと取れます。
ですが、風量を絞っているのでそれほど室温は下がらないという形になるわけです。
ですが、やっぱり寒くなりますよね。
ということで、再熱除湿という機能は、ヒーターユニットで送り込む風を暖める訳です。
その結果として、暖めた分、室温が下がりにくいという現象が起きます。
更に温度差もあるのでより結露しやすいということ事もあって、しっかりと湿度が下がるのです。
しかし、再熱除湿という除湿モードよりも普通の冷房の方が湿度が下がるのです。
除湿量は、冷房モードが最大になります。
エアコン2台で再熱除湿
エネルギー辺りの除湿量が最大になるのは。冷房モードだとすると、下がりすぎた室温を少し上げる必要があります。
そのための再熱除湿モードだとしたら、エアコン2台を使って、再熱除湿モードを再現できます。
6月の様に湿度だけは高い時には、エアコン1台を冷房モードにして、しっかりと除湿をする事は良いことです。
その上で下がりすぎた温度を、別のエアコンを使って暖房をすることで、室温を快適な温度にする事が出来ます。
つまり、再熱除湿モードが無いエアコンでも、エアコン2台を使う事で再熱除湿モードも再現可能になります。
当然ですが、再熱除湿モードというのは普通の除湿や、弱冷房の一般的な除湿モードよりも使うエネルギー量は大きくなります。
エアコン2台のうち、1台を暖房で使うとその暖房で使うエアコンのエネルギーは大きくなってしまいます。
その点を感上げて、エアコン2台で再熱除湿モードというのは、梅雨時の短い時期だけにすると良いでしょう。
最後に、せっかく除湿をした空気ですが、窓を開けてしまうと全ての湿度は戻ってきてしまいますので、梅雨から初秋にかけては、窓を開けない事をお勧めいたします。
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