お客様の得になる性能UPポイント

こんにちは。

今日もご覧いただきありがとうございます。

株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年5月18日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第300号》》》

今後の性能UPはお客様の得になるか?

Twitterを眺めていると、性能を上げる話が沢山ありますね。

まあ、私のような断熱オタクは、そんな投稿ばかり見ているからなのかもしれません。

世の中の多くは、得になるのなら取り入れるが、本当に得になるか解らない事に金なんて出せないぜという感じになっているみたいですね。

そもそも、得かどうかをきちんと説明できない会社も多いので、根拠をきちんと数字で語れるか?大切ですよね。

ということで、今後の性能UPは、お客様にどれだけ得になるのか?で語ると良いと思います。

具体的には、この方程式ですね。

性能UP出かかるコスト これを住宅ローンで月額に直す

性能UPした分のお客様の得する費用を算出

そして、性能UPして、削減できる費用が大きいか、ほぼ同じならその性能UPは採用して貰える可能性が高くなります。

例えば、下記のような感じですね。

100万円の費用がかかる性能UP 住宅ローン2,900円 (金利約1%で35年ローンの場合)

これに対して、冷暖房費の削減額 月平均 5,000円削減

となると、2,900円UP<5,000円削減

となるので、その性能UPは必ず取り入れるべきとなります。

これが断熱だと比較的解りやすいですね。

また、太陽光パネルの場合も同じように試算できます。

費用に表しにくい耐震

耐震の場合は、このコストダウンがはっきり解りません。

コストUPする分はすぐに解るので、コストUPはすぐ出せますね。

許容力度計算して、耐震等級3を獲得するのに、追加費用が150万円として、住宅ローンは、3,400円(金利約1%で35年ローンの場合)となります。

そして、この数字に対応するのは、地震保険の削減額だとしたらちょっと小さすぎるお客様の得になりますね。

これだと、多分得がコストUPに比べて小さくなります。

ただし、耐震等級3出あることの満足度と、安心感はここに含まれていません。

その満足度と安心感に、月にいくらまで費用を出して貰えるか?これによって、この費用をご負担いだけるのかどうかが決まりますね。

最終的にはお金ではなく、メンタルなのかもしれませんね。

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Posted by 湊 洋一