建材はどこまで上がるのか? 2
こんにちは。
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株式会社MXエンジニアングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年9月6日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第405号》》》
建材価格高騰の主因
建材価格の高騰の主因は、ウッドショックでは有りません。
主因は2つ有ります。
1つは、原油などの燃料高騰です。
これは、景気の過熱、コロナ禍もありますが、ロシアのウクライナ侵攻で加速しましたね。この結果、欧州でも天然ガスも、原油も数倍になっています。
WTIといって先物の商品指数が一番代表的でして、これが過去最高では有りませんが、高値圏で推移しています。
ちなみに、現在ロシア産の天然ガスも、原油も禁輸措置はしておりませんが、米国の制裁次第で、ロシアが禁輸に踏み込めば、150ドル台に乗せる可能性も取り沙汰されています。
正直、ロシア次第ですが、ロシアは天然ガスの輸出が最盛期の25%程度に落ち込んでいますが、売上は変わらないということですから、戦争というのは資源価格をかなり上げるものですね。
もう一つは、円安です。
これも2022年2月には115円前後だったドルが、現在は、145円に迫っています。意見によりますが、150円になる、180円になるという人もいて、流石に180円は大げさですが、150円は射程距離です。115円に比べると25%値下がりしています。
これは、日本の金利を上げられない日銀と、物価対策で果敢に利上げを行う,米国の金融政策の違いによるものです。
日本もコロネ対策を緩和して、経済成長を促すような政策に変わると、為替は利上げしなくても安定しますので、政府にはこの対策をお願いした胃と思います。
上がる電気代、ガソリン代
いずれにしても、生産コストが燃料代、電気代、ガソリン代が上がればどんどん上がります。
また、国際価格のあるものは上がっていきますので、工業製品はこれからも上がる事があっても下がることは考えられません。
2,500万円の住宅が、3,000万円になり、更に3,200万円になっているように、実行予算も1,800万円ぐらいでできたものが、2,400万ぐらいに500~600万円の値上がりがあります。
今後は、人件費が上がり始めるので、住宅価格の上昇は、最終的に800万円ぐらいの値上がりになるのかな?と思っています。
これは、円安がどこまで進むのか?更には、ロシアのウクライナ侵攻がどんな形で終わるのかにかかっていますね。
戦争も早く終わって欲しいですし、円安もほどほどがいいですね。
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