近隣の工務店の調査 2
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年6月6日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第318号》》》
最大の目的
お客様が家を建てる最大の目的は、現在の不便の解消と住環境の向上です。
それが無いと絶対に家は建て増せん。
ということで、そのための仕様比較です。
そのために、お客様の快適性を担保するということが絶対に必要になります。
この快適性というのは曖昧な表現なので、先日書いたPMVなどといった数値を使って、どうすれば快適になるか?を調べないといけないのです。
冷暖房システム
その快適性を担保するのが空調システムです。冷暖房システムともいます。
暖房と冷房が兼ね備わっているのは、エアコンと輻射熱のパネル冷暖房システムしかありません。
その他に暖房機器は沢山ありますが、冷房機器はこの2種類しかありません。
ですから、この冷暖房システムにおいて何を使っていて、どう管理するのか?が重要になりますね。
特に、暖める、冷やす以外に湿度のコントロールも考える所をしっかりアピールしないと、いけないですね。
全館空調システムというのは各社ドル箱になる可能性があるので、一難有名なZ空調を始めとして沢山のシステムが売られています。
どれを使うか?ということも重要ですが、それをしっかり理解しているか?も重要ですね。
この辺りで、きちんと事実をベースにして伝えて欲しいので、このブログを書いています。
当社での冷暖房システムを提案していきますので、詳しい考え方は別の日にお知らせいたします。
換気システム
換気システムは、個人的にはよほど寒い所か、暑いところでないと3種換気でも良いのかなと思っています。
理由は、熱交換換気システムがどうしても高くなってしまうからです。
システムの費用がある程度してしまいますが、快適性が向上するのは。真夏と真冬だけです。
沖縄のように真冬がない様なエリアはともかくとして、4地域から7地域は3種換気でOKだと思います。
坪単価100万円を超えるような住宅はどうしても、普通の住宅からより快適性を上げないといけません。
そのため、1種の熱交換を使っているアピールが必要になるでしょう。
程度問題で、普通の坪60万円台の住宅には必要ないのではないでしょうか。
理由は、それほど電気代を下げないということで、なかなか元が取れないという点にあります。
パッシブ設計の有無
最後に、パッシブ設計の有無を項目に加えさせてもらいました。
パッシブとは、アクティブの対義語なのです、電気などの動力を使わずに、住宅を快適にする技術です。
技術は学べますので、どこかで学んでいただければと思うのですが、2つが最大のポイントです。
冬に太陽熱エネルギーを取り入れて、夏にはカットする。
それだけなのですが、しっかり考えないと上手の手から水が漏れます。
例えば、天窓としっかり考えないととてもやっかいな問題を引き起こします。
それを屋根の形状を工夫すると、垂直の普通の窓に変えられますし、メンテナンスも出来るようになります。
細かい技術ではありますが、これを理解している会社とそうでない会社の違いはとても大きいものがあります。
まとめ
本当にちょっとした気遣い、知識の差、技術の差が住宅の快適性を大きく左右します。以下の6つの点を重要視した、お客様本位の設計が良い住宅を生むのではないでしょうか。
断熱性能UA値
隙間相当地C値
耐震等級
冷暖房システム
換気システム
パッシブ設計の有無
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