エアコン 集中講義 4
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年8月2日 日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第375号》》》
効率の良いエアコン
効率が良いエアコンの使い方というのがあります。
これは、いわゆるCOPが良い使い方ですね。
つまり投入エネルギーよりも何倍もの冷房や暖房エネルギーがでるという方法です。
これは、COPが悪くなるような使い方を考えればいいのです。
効率が悪い使い方は、このモリエ線図を見ればよくわかりますが、コンプレッサーでぎゅっと空気を圧縮すると冷房効率が悪くなります。
つまり、不利側に働きます。
全体の線の幅は、機械の特性によって決まっていますので、圧縮の圧力を上げればあげるほどこのグラウの線が下に下がっていきます。
そうなると、現在の割合が悪くなっていくのです。
圧縮の仕事量が増える⇒冷房効率が下がる・相対的に暖房効率も下がる
これはどんな時でしょうか?
冷房を急減に効かせる様な状態が、効率が悪くなるわけです。
例えば、一時的に冷房を止めていて、外出先から帰ってきたら、部屋の中が外よりも暑く感じられる、こんな時はエアコンのコンプレッサーがフル回転します。
全くの無冷房から、設定温度までどんどんと冷気を送り込みます。
こんな場合は、COPが悪くなり、効率が下がるわけです。
では、曽於の逆を考えれば効率が良いという状態を考えられます。
既に一定温度に達していて、ファンもコンプレッサーも軽く回転している。あるいは、コンプレッサーはほぼ止まっていて、ファンだけが弱く回っている。
こんな状態が効率の良い状態になります。
これは、暖房でも同じような関係になります。
ですが、これはこれで問題があるのです。
確かに効率はとても良いです。
でも、この状態だと除湿量が極端に下がってしまいます。
エアコンの除湿のメカニズムについては、明日詳しくお伝えいたします。
まあ、ちょっと考えれば簡単ですが、エアコンはとりあえず明日で集中講義が終わります。
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