外断熱をする決め手2

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株式会社MXエンジニアリングの湊です。

さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。

《《《2022年4月9日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第262号》》》

非経済的な得

昨日に引き続き、外断熱をする決め手を考えていきたいと思います。2日目は、お金に換算できない価値を考えます。

外断熱をした結果、UA値が0.4前後、上手くすると0.3以下になる場合もあります。

このUA値というのは、1平米あたりでどのぐらいの熱が漏れていくかの単位です

熱は高いところから低い所に移動します。

つまり、屋外が暑いと外から中に熱が侵入しますし、屋外が寒いと屋内の熱が外に漏れてしまいます。

そして、外断熱をして、壁を厚くすればするほど、熱が逃げにくくなるわけです。

その結果、大きくいえば2つの効果が得られます。

  1. 最低室温の上昇
  2. 部屋間の温度ムラの減少

最低室温の上昇は、主に冬ですが暖房を切っている状態でも、最低室温が10度だったものが15度ぐらいになってきます。

HEAT20のG3にもなると16度を下回ることがなくなります。

つまり、朝起きた時から夜寝るまでは、真冬でもちょっとした長袖で、全く寒さを感じなくなります。

16度というのは4月上旬の最高気温です。5月中旬以降の最適音といっても良いでしょう。

そして、エアコンの設定1つで、建物全体を22度とか、24度に簡単に変更が可能になります。

これは、HEAT20のG3グレードの話で、外断熱していても、UA値が0.4援護の建物はもう少し振れ幅が大きくなりますし、暖房費も上昇します。

更に、部屋間の温度変化が小さくなるので、寝室がリビングと比べて5度も6度も低いという事は基本的に無くなります。

結果として、温度変化が少ないため血圧が安定するというのと、子供が圧倒的に風邪を引かなくなります。

子供は寝ている間の室温が低すぎるので、簡単に風邪をひいてしまうわけです。

心理的な差は大きい

最後の心理的な差も大きくなります。

このあたりは、また明日詳しく書いていきます。

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Posted by 湊 洋一