2022年の工務店経営
明けましておめでとうございます。
今日もご覧いただきありがとうございます。
株式会社MXエンジニアリングの湊です。
さて、今日も工務店の役に立って、元気になる記事を書いていきます。
《《《2022年1月1日の日本一わかりやすいエコ住宅の作り方ブログ第168号》》》
2022年は変化の年?
2022年も明けました。今年は寅年です。
寅年というのは、大きな変化がある年という事になっています。
今年の工務店経営においての変化というのを考えていきたいと思います。
最大の変化は何度も書いていますが、断熱等級の向上です。
断熱等級5と6の設置はほぼ確定しました。
断熱等級7が設置されるかは、3月に発表されます。
次に、耐震における4号特例の縮小ですね。
今後多くの住宅は耐震等級がつく形になるでしょう。
それも品確法ではなく、許容緑土計算が必要になると思っています。
プレカット屋さんでも良いですし、設計事務所でも良いので許容力度計算をできるように準備してください。1月から始める必要はありませんが、4月以降にできるように準備する必要はあるでしょう。
技術的な変化はこの2つが大きいですが、かなり大きく家づくりは変わるのでしょうか。
すでに昨年から続いている様々な値上げに続いて、断熱性能のコストアップで購入できるお客様の数がどんどん減ってくるでしょう。
実はこちらの方が工務店経営にダメージになると思いますが、とりあえず今年は子育て世代向けの80万円の補助金を上手に使うしか有りません。100万円の補助金の場合は太陽光パネルが必要になるので更に価格が上がっていきます。
それでも太陽光パネルを取り付けた方が得なのですが、総額が上がってしますのである程度売り慣れている会社しか提案できませんね。
変わり始めた顧客像
制度の変更など以上にインパクトが大きいのが施主がSNSで住宅を探し始めているということです。
今までは、WEBで探している施主がいました。片っ端からググるというやつですね。
最近は、すでに建てた施主に聞くという手法を取れます。
松尾設計室の松尾先生は、YOTUBEのコメント欄で『◎◎県で家を建てるのならどこかおすすめがありますか?』という質問を受けています。そうすると、松尾先生が過去に指導した工務店名を伝える事をしているそうです。もちろんボランティアです。
Twitterを見ていますが、施主自身が家づくりの知見を公表しています。これがとても不味いのは、キレイな家を建てるとか以前に性能で足きりをする施主が増えているというのが問題点ですね。
しかも、単純に性能さえいい人と、冷暖房負荷まで提案して欲しい人と、日射習得と日射遮蔽が理解して欲しい人など、段階ごとに様々な人が存在します。
怖いのは、施主同士の情報交換ですね。ここではプロの意見が入りません。入らないだけに、思い込みも強いのです。
樹脂サッシ以外は認めないという施主もどんどん増えています。要するにバランスなのになと思うのですが。
このあたりは別の機会に施主の変化はもっと深く書いていきたいと思っていますが、変わってきているということはご理解ください。
そのため、当社としては断熱等級7ができるようにしておいた方が良いです。
もちろん標準はZEHでも良いですし、断熱等級6でも構いませんが、断熱等級7ができないというのは問題があると思っています。
是非検討くださいませ。
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