ヤング係数の活用法
みなさん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2025年6月26日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第955号》》
今日もアンケートセミナー2日目でした。
5社以内の方が個別に話をできるのがありがたいです。
さて、今日はヤング係数の第2弾です。
実際のヤング係数の運用
建物の構造計算を行うためのヤング係数ですが、そのヤング係数は樹種によって異なっています。
昨日の実測ヤング係数と、許容力度計算を計算する元になっているデータはこんな感じです。
ヤング係数とは、曲げに対する強度になりまして、それぞれの強度に関する関係はこんな感じです。
これは宮崎県の木材利用技術センターのイラストを活用しています。イラストからリンクを飛ばしています。
この許容力の元になっているデータは、実測値に比べて低いことが知られていますが、どのぐらい低いかというとこんな感じで定められているそうです。
かなり低めに設定されていますよね。
ですが、これは実測値があることが重要なんです。
無等級材の恐怖
95%はヤング係数を含めた、すべての数値を上回っているから大丈夫という無等級材なんですが、95%は大丈夫というポイントに危惧を覚えます。
5%はダメということですよね。
皆さん、5%事故る飛行機乗りますか?
自分の自宅にその5%が使われる可能性があると不味いなと思うじゃ無いですか。
製材所では、無等級材はヤング係数測っていません。もしかすると出荷検査だけは測定しているかもしれませんが、そのデータは公開されません。
ということで、万が一が混じるといけないので、工務店さんレベルでのチェックは必要なんじゃないの?と思います。
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