樹脂の次は木!
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年3月31日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第156号》》
今日で3月が終わります。多くの会社は年度の終了になるのかも知れませんね。
当社の場合は、6月が決算ですから、3カ月ズレています。ある意味空いていていいのかも知れませんね。
さて、YKKAPさんが、『木製サッシ』への参入を宣言しました。
これまで、 アルミ⇒アルミ樹脂複合⇒樹脂ときて、最終的に木製サッシへのシフトです。
木製のサッシは、木材の加工精度が命です。木材だと狂いやすいでからね。
熱伝導率の違い
木材と樹脂の違いは、熱伝導率が違います。
ただし、樹脂サッシは、つい先日YKKAPさんの品川ショールームに行って参りましたが、芯材がPVCで、それにアクリルでコーティングされてます。
PVCは、0.16~0.17W/mKです。
木材は、針葉樹が多いようですが、杉、檜で、0.09~0.08W/mK程度でおよそ半分ぐらいです。
つまり、熱伝導率が半分程度ということです。
ガラスに関してはトリプルで、あとは隙間、スペーサ、コーティング、封入ガスなどの差はありますが、フレームが、樹脂だろうが、木材だろうが大差ありません。
要するに、フレームの性能が、少しでも高い方がいいという事ですね。
樹脂のサッシのフレームを見たことがあると思いますが。複雑な形状になっています。
理由は、空気をなるべく沢山含みたいわけです。
フレームをできるだけ軽くしつつ、強度を保つことができます。
重いと運ぶのも大変ですし、強度も下がってしまいます。
木製の場合も、空気層をなるべく作った方がいいわけです。
国産の窓は、中空層を作っていないので、重い上に、強度が今ひとつになります。
いずれにしても日本にも本格木製サッシの時代がやってくるのは間違えないようです。
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