冬場の光熱費を抑えるための暖房計画

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《《《2024年11月21日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第741号》》

今日は展示会2日目でした。

初日は、雨が降っていて、この季節一番の寒さでしたが、今日は普通の気温になったので、過ごしやすかったです。

普通に工務店もお越しになって、良かったです。

さて、今日のテーマは冬場の光熱費です。

冬の光熱費=暖房費

暖房費だけは断熱性能に直接影響します。

つまり、断熱性能が良ければ、無暖房の住宅も作れるのではないか?と思います。

実際に断熱等級7の住宅であれば、少なくとも、午前9時から午後6時までは暖房を入れなくても過ごせます。

もちろん、太陽光が全く建物に入ってこないと問題ですが、入ってくる設計さえしておけば、昼間の暖房はほぼ必要ありません、

ということで、冬の光熱費を抑えるのは、暖房計画ではなく、断熱性能です。

強いていうなら、その上で、日中は暖房を止める暖房計画が出来る住宅にしておけば、暖房コストは最小限にすることが可能です。

断熱等級6以下の場合

断熱等級4とか、断熱等級5の場合は、居室に人がいる時だけ、エアコンをつける事で対応できます。

断熱等級6の場合は、一番難しいです。ここから全館空調は可能になりますが、まだ伊達者から逃げる熱が多くて、完全に全館空調に向くのは、断熱等級6.5程度、つまりUA値でいえば0.4程度が分かれますね。

その意味で、HEAT20もG2とG3の間にもう一つステップがあってもいい気がします。

ですが、その意味では本当に冬場の光熱費を抑えたければ、断熱性能を上げることをお勧めします。

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Posted by 湊 洋一