冬の快適な居住空間を作る暖房計画

皆さん、こんばんは。

MX代表のみなとです。
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《《《2024年12月3日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第753号》》
今日は、午前中から外断熱の見学会でした。

工務店さんとお話しさせていただく機会は少ないので、ありがたいです、

夕方は、久しぶりにマーケティングの会に行ってきました。

面白いと思ったのは、商品で差別化出来ない、ましてやお客様のベネフィットなんて大して変わらない。

だったら差別化するべきポイントをもっと遡るのも一つの考え方だというものでした。

面白いなと思ったので、これに関しては、後日ブログを書きます。

今日のテーマは、冬の快適な居住空間と空調です。

冬の快適条件

では、まず快適条件を決めたいと思います。

私の独断と偏見で決めますが、多くの方が合意してくれると思います。

1. 温度が22度から24度で、建物どこに行っても同じ温度
2. 湿度が50%は確保したい。最低でも45%は欲しい
3. 風に当たる風がないとこと

断熱等級7の家を建てた人は必ずおっしゃるのは,冬は24度にしています、ということ。

本当に快適なようです。

そして、これを実現する最適な機械が輻射熱冷暖房機です。

ただし、リビングに設置するだけで、100万円以上かかりますし、家全体だと350万円以上はかかるので、よほど予算が無いと厳しいです。

◆空調はエアコン


そのため、機器代金がこなれているエアコンを使うことになります。

その他の暖房機は、効率の問題か、CO2の排出によりお勧めできません。

エアコンでも、輻射熱冷暖房機でも、同じですがこの快適条件からはズレるのは、湿度ですね。

外気温が8度で、相対湿度30%の空気を、23度で、相対湿度50%にするために必要な水分量は、

8度、30% ⇒ 2.48g/立米
23度、50% ⇒ 10.3g/立米

となって、その差はおよそ、7.8g/立米になります。100平米の建物の場合は、7800g=7.8リットルの加湿が必要なんです。

これが、1時間に50%空気が入れ替わるので、1時間に必要な加湿量は、3.9リットル。

これを連続して加湿し続けないと快適は維持できません。

その意味で空調の役割は大きいのですが、加湿は加湿器が必要になります。

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Posted by 湊 洋一