冷暖房負荷の計算
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年6月5日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第220号》》
結局、皆さんの興味があるのは経営よりも、集客よりも、技術なんだなということがよくわかりました。
というのは。昨年までずーっと書いていた技術系のブログの時と比べて、今年になって書き始めたオールンジャンル系のブログは明らかにセッション数が下がっているからです。
下記のグラフを見てください。当社のアクセス数ですが、年間に12万セッションあります。また、ユーザー数も9万人と、だいたい月に7.5千人が当社のサイトに来てくれていることになります。
おかげで、お問い合わせも少しずつ増えています。
ありがとうございます。
冷暖房負荷
およそ10年前には建物の外皮性能はQ値で表していました。ところが、ある年からUA値に変わったのですが、50歳以上にはQ値に関してノスタルジーがある方もいらっしゃるかもしれません。
Q値とUA値は単位が全く同じです。W/平米kになっています。
ただし、分母が違いまして、Q値は建物から逃げる熱量を延べ床面積で割ったのが、UA値では外皮面積で割ることになりました。
ですが、同じく熱量を面積で割っているので単位は同じということになります。
そして、Q値にはこの他にもいい点が1つありました。
それが、熱交換型換気システムの熱交換の効率が含まれているという点ですね。
これが、逆に取られて外皮性能が対して欲もないのに、Q値だけがいい似非高性能住宅が沢山作られるという弊害がありました。
ですが、Q値を使って簡単に熱損失が計算できた利点もありました。熱損失は、暖房負荷におおよそ比例します。
熱損失W=Q値(W/平米k)x延べ床面積(平米)x内外温度差t(K)
例えば、外気温5度、屋内20度で内外温度差が15度、100平米の建物、断熱等級4の場合はQでしたので
2.7W/平米k x 100平米 x 15度 = 4,050w = 4.05kw
ということになります。これに時間を掛けると、消費エネルギーになるというわけですね。
詳しくは後日お伝えいたします。
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