夏の暑さ対策

みなさん、こんばんは。

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《《《2025年6月24日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第953号》》

今日は、不動産を仕事にしている方のご意見を伺ってきました。

何かセミナーができない?模索したのですが、かなり工務店とは違うので、今すぐは難しいと思います。

さて、今日は簡単に夏の暑さ対策の話をまとめます。

理由は、この夏にはいくつかのケースに分けて、夏の暑さ対策を行おうと検討しています。

夏の暑さ対策のキモ

夏の暑さは、2つのエネルギーが大きいですね。

1つは、輻射熱です。

これは太陽から赤外線という形で入ってくるエネルギーです。

これは簡単で、跳ね返す!が基本です。

とにかく建物の中に入れない。

そのため、外付けブラインド、よしず、すだれなどが有効です。

散乱光といって、明るさは入れても大丈夫なのですが、直射日光に含まれる赤外線を入れないことです。

因みに、それぞれこんな特徴があります。

直射日光:

太陽から直接届く光。

スペクトルは可視光・近赤外線(NIR)・遠赤外線を幅広く含む。

約50%が赤外線(主に近赤外)。

特に近赤外線(700〜2500nm)が多く、建物の熱負荷に大きく影響。

散乱光:

空気中の分子・エアロゾル・雲粒などで散乱された光。

青空の光や、曇天時の空全体からの光が該当。

スペクトルは、散乱されやすい短波長(青・可視光)成分が多く、近赤外線は大幅に減少。

特にRayleigh散乱では、波長の4乗に反比例して散乱が起こるため、近赤外線は散乱されにくく、散乱光中にはほとんど含まれない。

つまり、明かりは取り入れつつ、直射日光を減らすことが涼しい屋内を作る第一条件です。

伝導熱

これは、この直射日光が暖める物体を伝える熱です。この熱の伝わり方を伝導熱といいます。金属では数秒で熱が伝わるのに対して、空気は風が吹かない限り伝導は凄く遅いです。

これはイメージできると思います。では、コンクリートと木材ではどう違うでしょう。

計算を行うとおよそ、コンクリートの方が木材よりも約3倍、熱が速く伝わる。

ただし、どちらも金属のように「すぐに」熱が伝わるわけではなく、数分~数十分単位で壁の内部へゆっくりと伝わります。

このため、木造住宅は「夏の昼間に外壁が熱を受けても、内部への熱侵入は比較的遅い」

コンクリートの外壁は「外壁が熱を受けると内部に比較的速く伝わり、夜間も放熱が遅い」

という性質があり、これが夏季の暑さのこもりやすさにも関係します。

つまり、本来はコンクリートにも直射日光を当てない方が良いのですが、マンションの最上階などは無理です。そのため最上階の住居などは熱が伝わりやすいのです。

このあたりは詳しく調査してきます。

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Posted by 湊 洋一