夏の結露対策が必要な訳

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《《《2025年8月31日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第1021号》》

今日で8月も最終日になりました。

いつまでも暑いです。今日は通っている英会話教室のオーストラリア人に、いつまで暑いんだ?と聞かれました。

10月初旬まで30度越えだよといいました。

スタートが6月から10月まで暑いので、5ヶ月ぐらい夏になってきましたね。

10年前は、35度なんて月に2,3日だけでした。今では、10日以上35度に到達する日がありますね。

そんなわけで、夏型結露が増えているみたいです。

増える夏型結露

夏型結露が増えています。

理由は夏の高温なんですが、どうしてか解りますか?

それては、最高気温の上昇にとも無い部材、壁の温度が上がっているからです。

この写真を見てください。これを見ても解るとおり、直射日光の当たる部分は。温度が60度を超える様な状態になっています。

これは、通気の手前ですが、内側の断熱材が、40度を超えるのが想像に難くありません。

40度で、湿度50%の場合は、露点温度が28度

40度で、湿度70%の場合は、露点温度が34度になります。

建物の中を空調していると、壁の温度は26度ぐらいになりますので、壁体内に結露は必ず起きてしまいます。

ましてや壁体内で水分があるとかなりの湿度になるのは想像に難くありません。

壁の中の湿度が40%以下であれば問題ないのですが、透湿防水シートからは、湿度が入ってきますからね。

繊維系断熱材である、グラスウール、ロックウールや、100倍発泡のウレタンなどでは、ポリエチレンの防湿シートだと夏型結露が起きるリスクを否定できません。

そのあたり、リスクを考えないと不味いですね。

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Posted by 湊 洋一