太陽光パネルのリサイクルの実態
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
なんだかんだでやっぱり夜書く方がライフスタイル合っているなと思っています。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
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《《《2024年5月26日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第564号》》》
先日、いってきたNEW環境展で聞いてきた内容をシェアさせて貰います。
太陽光パネルの構成
太陽光パネルは、1枚250w~450wぐらいになります。これは効率などによって異なりますが、ほとんどが単結晶といわれるシリコンのインゴットを引き上げた構成になっています。
細かい構成は、PVリサイクル.comというサイトに記載されています。(出典:PVリサイクル.com)
大きく分けると、アルミフレーム、端子台、パネルに分かれます。
アルミフレームは自動で外す機会が一般的に着普及しています。
端子台も同じですが、ここをリサイクルするのは大変そうですね。
そして、下記の写真のように四角い部分(正方形に近い)がセルと呼ばれるところです。
このセルを組み立てて、ガラスを圧着してパネルを組み立てています。
このガラスは、簡単にはずれません。べったりとシリコンに密着しています。
ということで、このガラスを外すのに方式がいくつかあります。
さらに、このセルは、導線として使われた、銅線に半田がコーティングされている物と、さらに微細配線用に細い銀線に分かれます。
銅も銀も高額な材料ですから、取り出してリサイクルしています。
意外と難しいガラスとシリコン
意外に難しいのが、ガラスのリサイクルです。
ガラスのリサイクルのためには、ガラスの純度が必要なのですが、不純物が混じりやすいのです。
例えば、接着剤とか、シリコンのかけらなど混じるともう使えません。元々もそんなに高くないので、純度を上げる作業のコストが出ません。
簡単に高い純度で取り出す工夫が必要です。
また、シリコンも同様で。太陽光パネルのためのシリコンは半導体用よりも純度が2桁ぐらい低いので安く簡単に作れます。
こちらも金属シリコンというの、ガラスと同じ主原料なので、元々がそんなに高くありません。
このあたりを完全にリサイクルするのは難しいのかもしれません。詳しくは来月ぐらいに映像が公開されます。
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