太陽光パネルの誤解
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年5月17日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第200号》》
今日ブログを見ていたらホリエモンがこんなささやきをしていました。
この発言の元の発言は、4月からの電力料金の値上げです。
それが、原子力発電所を再稼働しないからだとおっしゃっているようですね。
実はこれは二人とも間違っています。そこを解説させていただきますね。
太陽光パネルに税金は投入されているか?
実は、2023年の現時点において税金の投入は限定的です。
2012年から始まったFITの固定買い取りは、10年を経て大幅に小さくなっています。
この記事を読んでいただければ解りますが。2023年4月より再エネ賦課金は、大幅に減額されています。
再エネ電力固定価格買取制度(FIT)の消費者賦課金額、1kWh当たり1.40円と、前年度比約6割減に。賦課金減額は制度開始以来初。再エネ電力販売収入増が反映(RIEF)
更に、2012年以降続いていた太陽光パスるへの補助金はほとんどなくなりました。
ほとんどと書いたのは、ZEHなどの補助金は残っているからなんですが、これらは新築住宅に太陽光パネルを載せないともらえないので、純粋に太陽光パネルのみへの補助金ではありません。
ということで、2023年4月以降は、税金での太陽光パネルへの補助金はほとんどなくなりました。
どうしてでしょうか?
太陽光パネルは採算のとれる機器
実は、太陽光パネルは確実に儲かるものでからです。
確実に儲かるというのは我々の電気代が30円を超えていたらという前提条件が付きますが、現時点では1khwあたり40円を超えている地域が多いので、確実に収益になると断言してもいいと思います。
税金も投入すされていない、つけると自宅用であれば確実に儲かります。メガサーラは別ですから気をつけてください。
よく太陽光パネルを嫌う人には、自宅用のパネルまで良くないという方がいますがそれは全く違います。
メガソーラは、託送料金といって送電のための費用が別にかかるのですが、自宅用は自宅の家で発電して、それを使うので合理的なのです。
そのほかリサイクルも、火災対策も問題解決済みです。
また、ウイグル問題と絡める方もいますが、それも問題ありません。
ということで、ホリエモンのこの批判は,ちょっと認識が古いなと思います。
原子力発電所が動いていても
ここでお伝えしたいのは、原子力が全部動いていても日本の総電力の25%ぐらいしか発電できません。
今回電気代が上がったのは、原油、石炭、天然ガスが上がったからで、これらで50%以上の発電量が有るのです。
つまり、結論から言えば、電気代の値上げはマイルドになったかもしれませんが、確実に値上げの必要はあったということです。
また、太陽光パネルの発電コストは1kwhあたり10~15円ですから、今では原発並みに安いのですが問題は昼間だけ発電だということですね。
とにかくエコのために、何が何でも太陽光パネルを載せるべきだとも思いませんし、原子力発電所をとにかく全部宇動かせというのも、それが100%電気代の据え置きになったか?といえば甚だ疑問ではあります。
いずれにしても両者バランス良くミックスするべきだと思います。
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