工務店の主張するべき点

おはようございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

《《《2023年10月5日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第340号》

ある年間30棟ぐらい受注する工務店さんと話をしました。

工務店が新築を受注するという形で生き残って行くためには、ある程度の条件があります。

以前は、紹介が工務店の建築を支配していました。特に年間5棟以下の工務店は紹介をベースに家づくりをしていた部分があります。

今後も決して紹介が途絶えることはありませんが、激減するのは間違えありません。

少子化がそのの勢いを早めています。数が減ってしまえば、新築中心だと成り立ちませんから、会社を廃業するか?それとも、リフォームを中心の展開に変えるしかありません。

いつかは、現在の注文住宅は15万棟以下に落ち込むと思われます。

そんなことはご存じだと思うので、それでも注文住宅を受注するためには、以下のことを早急にキャッチアップしないといけません。

理由は急速に発達したSNSです。YOUTUBE、Xといった要素に加えて、ブログなどでの情報提供が続いているので、知っている事と発信することを出来ている会社と出来ない会社の差はますます開いていきます。

もちろん大多数のお客様はまだ何にも知りません。ですが、知りたいという方はものすごく増えています。そして、この流れは逆転しません。

生き残る工務店のやるべき事

今後生き残る工務店が主張すべきポイントは、

1つ目 デザイン

2つめ 性能について語れる知識

この2つのブラッシュアップは急務です。

このデザインですが、みんながみんな伊礼先生風の和モダンにする必要はありません。シンプルモダンでもいいですし、今流行の木質外壁でもいいのです。

知り合いの輸入住宅専門の工務店さんがいらっしゃいますが、輸入住宅風のかわいいアパートの建築を頼まれたんだとか。住宅以外にも仕事はあるわけです。輸入住宅のようなニッチな世界は、ある程度マーケットがある所では、1社か、2社なら生き残れるでしょう。

とにかく当社のデザインはこれですといえるものを打ちだしてください。

2つめの性能は、耐震等級と断熱性能ですが、これに加えてパッシブ設計を上手に語れるとお客様を引きつけやすいです。

そこは、できれば当社を上手く使ってほしいのですが、太陽光をいかに制御するかというポイントと、自社の最低の断熱性能へのこだわりですかね。

全館空調システムへの興味も深まりつつあります。

断熱等級6への底上げと、更に積み上げをどの程度行うか?

それをどうするか?どう語るか?によってお客様が変わっていきます。

これに、価格だったり、人柄だったりする事が加味されます。

ドアが閉まり始めた感覚があります。あと、完全に閉まるまで1年あるか?2年あるか?3年はないと思います。

このテーマはまた取り上げるので、興味のある方はまた読んでください!

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Posted by 湊 洋一