コーキングとシーリング
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年11月27日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第391号》》》
また遅れました。今後は酒止めようかなと思っています。
さて、今日は小ネタです。
皆さんは、コーキング剤といっていますか?シーリング剤といっています?
イメージは、コーキング剤というのはチューブで絞り出すシリコンコーキングのことで、シーリングというのは、何か個体のゴムのような材料を指すと思っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
実はこれは基本的に同じものです。
ちなみに、JIS(日本産業規格)があるのは、シーリング材です。コーキングも以前はあったのですが、廃盤になっています。
しかしながら商品名ではコーキングという言葉は残っています。しかしながら一般名称はシーリング材というのが正式名称です。
これは、ステイプラーのことをホチキスと呼ぶのにちょっと似ているかもしれませんね。でも、コーキングというのは以前、正式名称だったのでちょっと違いますかね。
シーリング材になった理由
JIS規格では次のように規定されています。
〇シーリング材(建築用は、JIS A 5758で規定)
構造体の目地、間げき(隙)部分に充てん(填)して防水性、気密性などの機能を発揮させる材料
〇油性コーキング剤(建築用は、JIS A 5751で規定されていたが、現在は廃止)
展色材(天然樹脂、合成樹脂、アルキド樹脂など)と鉱物質充てん剤(炭酸カルシウムなど)を混合して製造したペースト状のシーリング材。
相対変位の小さな目地のシールに使用される。鉱物質充てん剤として、石綿は、現在使用が禁止されている。
つまり、油性コーキングよりも、基材も溶剤も色々あって、生産される商品の幅が広がったので、発展的に名称変更が行われたというのが本当の所でしょう。
当社は、EPSの付加断熱を行うときに、窓周りのシーリングにノンブリードのシーリングを施工しています。
シーリング材も本当に色々な種類がありますね。
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