空き家問題の根幹

みなさん、こんばんは。

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《《《2025年6月17日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第946号》》

今日は松尾和也さんのセミナーでした。

新しい本のことはちらっと聞いていたのですが、6月に書籍が出るんですね。知りませんでした。

さて、今日は現在の空き家の問題点について書いていきます。

現在の空き家の問題点

昨日も書きましたが、今の中古住宅は耐震問題はかなりクリアしてきました。

というのも、現状ではこんな感じだからです。

なお、議論を簡単にするために賃貸住宅、別荘などは除いています。

使用目的の無い空き家は、250万戸で、そのうち240万戸は木造です。

でも、使えるかというと、こんな問題を抱えています。

腐朽・破損あり 100万戸

しかも、建築年数が古いものが多いですね。

これは、n=2000件ですから、アンケート的な調査です。母集団が書かれていないので、はっきりとどんなものかは解りませんが、この調査が正しかったとして検討したいと思います。

旧耐震基準が全体の75%以上

昭和25年より古いものが、22%あります。

昭和55年よりも古い住宅は、全体の77.5%です。

おおよそ8割ですよね。つまり、使用目的の無い木造住宅のうち、77.5%だとすると、186万戸は旧耐震ということになります。

新耐震でも、2000年以前が10.9%、それ以降が6.8%です。

つまり、余り大きなリノベなしで住めるのは、全体の7%あまり。

全国に、16.8万棟。年間に20万棟前後注文住宅が供給されているので、その7割に当たる中古住宅だと多いと思いますが、お荷物の180万棟こえをどのように処分するか考える時期に来ていますね。

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Posted by 湊 洋一