進む耐震化?
みなさん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2025年6月16日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第945号》》
今日は、プラン講座の最終講義でした。
このプラン講座は、面白いので良かったら受けてみて下さい。
さて、日本の住宅の耐震化率は徐々に進んでいます。
こんな感じで、今では9割が耐震に関しては、適合になっています。
とはいうものの、これは耐震等級1の割合です。
新耐震でも変わる基準
おおよそ9割は、新耐震基準で、耐震等級1で既存不適格ではなくなっています。
では安心か?というとそうではないのです。
新耐震基準の2000年の前と後では、大きく1つの基準が変わりました。
基礎、土台、柱が緊結していること
つまりホールダウン金物が義務づけられたのが、2000年の建築基準法改正なのです。
その前は、最悪の最悪は、かすがいで柱と土台が繋がっていてもOKなんです。
かすがいという部品はもう見なくなりましたが、ステープルの針親玉みたいなコの字型の金属部品です。
これだと横揺れで、柱が土台から外れることも多かったので、柱が土台から離れないように、更に基礎からのボルトに、きちんと土台が入るようになっています。
これに伴って増えるリノベ
リノベも、リフォームも同じ統計に入っていますが、昔は300万件ぐらいだったリノベ+リフォームが、現在は700万件で推移しています。
これが、最近の動きでは1000万件になっても可笑しくない状況です。
ということで、新耐震基準、基礎と土台の緊結、土台と柱の緊結など今の建築基準には、大切な項目が多いので、皆さんも中古リノベの折りにはプロとして積極的に既存不適格を見逃さないようにしていただきたいです。
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