大手と工務店の利益の違い

皆さん、こんばんは。

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《《《2024年4月4日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第517号》》》

大手と工務店の違いを一度きちんと研究しようと思っています。

次のGWぐらいに大手の決算書をみんな見ながら研究したいと思っていますが、これは以前買い方記事からの引用です。

積水ハウスの価格の研究という記事を書きました。下記の写真からリンクを張っておきます。

この時の実行予算 2,230万円⇒販売価格 4.500万円の仕組みをなんとなく書いたのですが、その積水ハウスから何も言ってこないので、合っているのか、影響力が無いからなのか解りませんが、このままになってます。

これを更に、いろんな会社の公開情報から迫ってみたいとは思います。

工務店の場合

これが、工務店の場合は粗利計算が結構いい加減というか、行き当たりばったりで決めているケースが多いんです。

社長がおっしゃる粗利率は、多い会社で35%ぐらい。一般的には、25%というのが普通ではないでしょうか。

それに対して、一定の固定費がかかります。

人件費は、年俸+15%は社会保険費でかかります。これに対して、消費税もかかってくるので10%加算しないといけないので、年俸の1.5倍ぐらいは最低でも所得として欲しいところです。

これが、何人居るのでしょうか?

例えば、年収500万円の社員が3人+社長の年収1,000万円とします。

2,500万円の年間の給与だとすると、会社の負担は表に出ているだけで、おおよそ3,800万円です。

これに、事務所経費、旅費などを足すと、年間に最低でも粗利を6,000万円稼がないといけません。

これを、2,500万円の建物で、回収するには、利益率20%の場合は、12棟必要です。利益率30%の場合は、6棟でいけますよね。

つまり、利益率というのはそのぐらいの差を生むんですよね。

大手の粗利率は50%あるので、30%の粗利でも問題無く安くなると思います。

それをどうやって達成するか?が課題ですね。

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Posted by 湊 洋一