中流階級がいなくなる理由
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年12月8日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第402号》》》
集客が落ちているというまことしやかな、話が出てきています。
少なくとも、工務店業界全体で集客が2割は落ちています。
理由は2つ有ります。
集客が減っている理由
現在、家づくりをしている方が減っています。
理由は大きく分けて、2つです。
1つは、コロナ明けで、レジャーに時間を費やしている空というのが理由です。
楽しいことに目を奪われているということでしょうか。
今年の夏は、4年ぶりのイベントがとても多くて、どれに参加しようを目移りしているうちに、どんどん日が過ぎていった感じだともいます。
もう1つは、建材価格の高騰による販売価格の高騰です。
これは明らかなのですが、大手ハウスメーカーでは、」500~1000万円値上がりしています。
それは、先日の積水ハウスの価格高騰のニュースから藻明らかです。
原価は最低300~500万上がっているので、工務店でも最低400万円は値上がりしています。
300万円の価格差を35年ローンで考えると、1万円になります。1,000万円になると3万円以上になってしまいます。
家賃が6~7万円の人が、住宅ローンを8万円だったので、9万円台になってしまうとあきらめざるを得ません。
3万円UPだと、7万円が10万円になるので、手取り総額が30万円ではきついです。
300万円手取りもらおうと思うと、年収500万円以上必要です。
つまり、ボーナスを除いて月額報酬が35万円でも実際の手取りは、30万円は無いと思います。
となると、40万円もらっている人で無いと工務店では建てられないことになるし、750万円ぐらいの方では無いと、大手では建てられません。
土地まで考えるともっと苦しくなりますので、工務店が得意としていた中産階級の年収400万円台の方というのは、頭金が500万円以上有るか、土地を持っているか出ないと建てられません。
平均所得は、2021年現在、564万円でこの平均値以下の方が60%委譲します。
年収700万円以下の日本の社会人の年収層では、65%を越えるので全体の1/3程度になります。
つまり、下手をすると2/3ぐらいの方は家を建てられなくなっているというわけです。
建材価格が安定するまで、安い住宅は作るだけ損の時代なんですね。
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