旧耐震住宅は建て替え?

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《《《2025年6月15日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第944号》》

日曜日は体調を整える日になっていますが、今週はカナダでF1があります。

北米大陸のF1は日本からもっとも見にくい時間にあります。

決勝の開始は、朝の3時なので諦めていますが。

さて、日本の住宅の全貌はこんな感じです。

日本の住宅の全貌

日本の住宅ストックは、6,240万棟もあります。これはマンションも、賃貸住宅もすべて入れての数なんですが、そのうち旧耐震住宅が、1300万もあります。

旧耐震住宅は、昭和56年よりも古い建物で、1981年になりますので、今から45年ほど前になります。

日本の住宅の寿命が30年以下と散々言われてきたのに、45年以上前の建物が全体の25%程あるのは整合性がとれませんが、これらの建物は建て替える方が良いのでは無いでしょうか?

旧耐震住宅の建物を建て替えるわけ

その理由は、まずは無筋の基礎です。これは添え基礎をすればOKなんですが、余りに高くつく上に、そもそも基礎高が今の基準ありません。

古い建物は基礎高が200ミリぐらいしか無くてメンテ性が悪すぎます。

ということで、無筋の基礎というのは建て替えた方が良いと思います。

更に、45年前は、鉄筋が入っていても、今の鉄筋量よりも少ない上に鉄筋の径も細いので基礎としての力を発揮しません。

築30年ぐらいだとなんとか持たせてとか思っていましたが、あと5年で築50年になるともう建て替えた方が良いかもしれません。

再建築不可物件

しかし、再建築不可物件がまだまだ沢山あります。

これらは構造を廃却するともう二度と建築できませんので、やむなく補強を行って、建築するしかありません。

東京など大都市には多い印象ですが、これらもいずれ一筆になって整合性がとれると良いなと思います。

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Posted by 湊 洋一