令和6年能登沖地震から考える 2
こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年2月4日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第459号》》》
昨日の続きになります。
写真が沢山ありますが、うちの奥さんは感応度が高いので、写真で気持ち悪くなっちゃいます。
何だか亡くなった方の思いを受け取ってしまうんだそうですね。
さて、今日もちょっと更新が遅れましたが、張り切って行ってみたいと思います。
シロアリ対策=耐震強化
シロアリ対策と、点検は必ず見てください。
シロアリに食われてしまっていると、最悪こんな状態になります。
これは、構造の柱ではなくて、玄関横にある柱ですが、今回の地震でこの状態です。
これは極端ですが、壁も結露から、シロアリが来て最悪バラ板がこんなに喰われると、外壁が持ちませんでした。
現在の工法では、バラ板がこの位置には来ません(タイベックの内側)が、シロアリが構造物を食うと地震に対して構造物が頑張ってくれなくなります。
耐震等級3とか、免震をいくら主張しても、構造物をちょっと喰われると途端に強度が1/2以下になります。
シロアリ対策は、地震対策にもなると心得てください。
ラスモル注意
バラ板に、フエルト+ラス網のいわゆるラスモルという仕様は、今回かなり壁の脱落を見ました。
原因は、先に書いたシロアリもあります。上の壁はラスモルではなかったのですが、この状態だとどんな工程方法も無意味ですよね。
その他に、タッカーの針が昔は短かったというのがありますね。
今のラスモルは強度的にはこんなに酷くはないですが、壁体内結語があるとタッカーも錆びますし強度的にはよほどきちんとしないと不安がありますね。
それに、昔のラスは20ミリ以上モルタルが付いて重いですからね。こんなのはタッカーで持たせたらいけないのです。
ということで、明日に続きます。
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