小屋裏エアコンが効かない原因 その2

皆さん、こんばんは。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

感想などいただけるととても嬉しいです。

《《《2024年8月2日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第631号》》

日に日に暑くなりますね。

今日は京都で40度ですか。

大阪に昼間いたのですが、暑かったです。2km程度歩いたので、どっと汗が出ましたね。

風量不足が最も多い

風量不足が起きる原因は、小屋裏からファンの容量不足です。

設計時に十分の風量を確保していないという問題が多いです。

(下記の写真は換気扇であくまでイメージです。実際に使っているファンではありません。)

これは、初めて小屋裏エアコンを組み立てる時に起こる問題で、2棟目からは起きません。

ですが、1棟目がどうしても目立ちますね。

風量を多くすれば解決するのですから、簡単に解決が可能です。

ファンの数を増やすか、風量を上げたものに交換すれば良いのです。

では、適切な風量はどのぐらいでしょうか?

小屋裏エアコンで冷房するときの適正値

きちんとした数字はありませんが、1階あたり20坪以下(66平米程度)の場合は、1階あたり時間400立米以上で考えてください。

66平米で、気積は180立米ぐらいになります。それを1時間で2回転以上空気が回る様にして欲しいのです。

2回転以上ですから、3回転でも構いません。

多すぎても無駄なので、だいたい400立米という数値になります。

これは冷房野時の数値で、暖房用はまた別です。

ファンについては、風量を参考にいろいろ試してみていただければと思いますが、1階をしっかり効かせるためには、1階にもしっかり風量を確保する事が重要です。

エアコン本体の風量が強運転で、時間700立米といわれているので、急運転の半分以上は確実に1階に届けないといけません。

そのためには、1階用にもっと風量のあるファンを使っても構いません。

ファンは1台数万円ですから、風量不足はそんなに大きな痛手ではありませんので、是非大きなサイズを採用ください。

これまで、メルマガは2900号こえて毎日書き続けています。ひと月に数回はためになったと褒められます。できれば、根気よく読んで。みてください。無料のメルマガのお申し込みはこちらから!

Your browser does not support iframes.

Posted by 湊 洋一