マルチエアコンシステムの特徴と選び方
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2024年10月5日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第693号》》
今日は、明日からのMOTOGP日本グランプリをみるために宇都宮まで来ました。
本当は、土曜から見たかったのですが、折からの雨で移動が難しく、日曜だけの観戦になってしまいました。
さて、今日のお題は、マルチエアコンです。
マルチエアコンとは?
これは、室外機1台に空調ユニットが複数台ついているものを指します。
室外機が1台ですが、普通の室外機よりも大型になっているケースが多いです。
一般的に、エアコンが2~5台が室外機1台に接続されます。このような写真はビル用で、この室外機が1台で複数台の空調機本体をまかなっています。今のマルチ用の室外機はこれよりもかなり小さくなっていますね。
これを製造している会社は、エアコン専業メーカーなどに多く、現在、4,5社しか有りません。
そのため、選べる機種に限りが有ります。
配管系統はすっきりしますし、室外機が1台だけで良いと思うのですが、1台ごとの買い換えが出来ないので現在ではそれほど普及している訳ではありません。
パワーに関しては、マルチと1台はそれほど落ちないようですね。
マルチエアコンのメリット
これは、沢山有ります。
屋外に室外機が1台で、5台をまかなえますので屋外の外観かすっきりします。上記の写真では、エアコン10台以上がこの2台の室外機にぶら下がっている想像して貰えると良いと思います。
更に、エアコンを5台別に購入するよりも、費用は若干安い場合が多いですね。工事も1度で済みますし。
COPによりますが、エアコンをバラバラに運転するよりも少しエコになう場合が多いのでは無いでしょうか。
エアコン本体は、壁掛け用以外も選べますので、広い空間、狭い空間。頻繁に必要ない空間などに合わせた機種選定が可能です。
最大のメリットは、冷房時に好みで部屋ごとの温度を変えられることにあります。これは、暑がりと寒いのはイヤという方が共存する場合の適切な方法といえるかもしれません。
デメリット
普及していないのは、このせいだと思いますが、後からに買い換えができません。
1台壊れたら基本的に修理対応で、修理ができない場合は、全部交換になります。その場合は、100万円以上の費用がかかります。
これが普及のデメリットになっています。
全館空調システムは、エアコンが1台で全体を空調といっているケースがおおきて、エアコンが専用機の場合も同様に高額になります。
汎用機の場合は、1台の方が圧倒的に安いので、マルチエアコンは高級住宅か、家族の好みがまるっきり違って、エアコンは全室同じ温度ではイヤだという方にとっては、いい商品かもしれません。
エアコンメーカーを揃えないとつかないので、全部、ダイキン、全部三菱のように揃えないといけないのもデメリットです。
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