冬でも快適な暖房計画の立て方

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《《《2024年9月2日　エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第660号》》

冬でも快適？ちょっとまだ暑いがなと思っている方。。。

3ヶ月後には羽毛布団かぶってらっしゃるでしょうね。

あ、ちなみに、断熱等級7の住宅に住むと厚い布団はいらなくなります。

それだけ、住環境良くなります。

なので、断熱等級7にしてもらえると暖房計画そのものが必要なくなります。

パッシブハウスにしたら、暖房負荷も1.0kwhぐらいで充分なんですよね。

暖房計画が必要なのは、UA値0.30ぐらいまで

まあ、もちろん寒い、暑いというのは官能です。

人の感覚ですよ。なので、断熱等級5でも充分暖かい家になったと喜んで貰えますよね。

でもね。

断熱等級7の人はちょっと違うんです。後ろめたいんだって、暖かすぎて。

6地域で、UA値0.28とか、0.26の住宅の方は、まあ本当に快適、省エネの暮らしができてしまいます。

知恵を絞らないと行けないのは、UA値0.6ぐらいからUA値0.40ぐらいの住宅の方々です。

このあたりの住宅を建てられる方は、暖房計画を絶対にやってもらってください。

でないと、リビングは暖かい23度ぐらいでも、冬のトイレは12度以下になります。廊下も15度以下になります。脱衣所も15から16度になります。

これで充分暖かいヤンという方はそれでもOKです。

本当に性能が高くて、暖房計画をやっている住宅は、どの部屋に行っても22度になっています。

寒いなと思ったら、暖房切れていて20度だったとかそんな感じです。

暖房計画はそんなに難しくありません。2つの条件を満たせば良いだけ。

延べ床1平米あたりの暖房負荷は、ソフトで計算できます。ホームズ君、燃費ナビ、ENERGY ZOO、QPEXとソフトが出ています。

CADソフトでも高いモデルは、計算できるオプションがありますし、LIXILとYKKもソフトを提供しています。自社の窓しか入っていませんが。

何でもいいです。建物に必要な暖房負荷を計算してください。

当社は、ホームズ君でやっています。

次に、少ない暖房器具でというところですが、エアコンの数が多いとエネルギー使用量が増えてしまいます。

エアコンの特性上負荷が少なすぎても、多すぎても効率が悪いのです。

定格の50～70％を使うようにすると良い感じですね。

これを計画してくれる工務店が一番エコに対して敏感な工務店ですので、そんな会社と家づくりをやってみてください。きっと上手くいきます。

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Posted by 湊洋一