子供のいる世帯がターゲット?もう無理では?
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年10月3日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第338号》
昨日は、高齢者が増えて、単身者と2人世帯が増えているという話をしましたが、もっと酷いのが子供のいる世帯です。
この表を見ていただくと、今ファミリーというのがいかに少なくなっているかが解ります。
昭和61年に47%と約半分の家庭に子供がいました。
令和4年では、子供が1人以上いる家庭は、18%になっています。
僕なんて子育てしているので全く解りませんが、今や子供がいる家庭は5世帯に1つないのです。
これで、子育て世代をターゲットにする事がいかに愚かなのか解りませんか?
ターゲットを変える
だって、圧倒的に少ない市場に皆さんの頭をひねった住宅を提供する事はナンセンスになりつつあります。
5400万世帯のうち 3世代同居 200万世帯
子供が一人でもいる世帯 970万声帯
これはかぶっている統計なので、子供がいない4,430万世帯に家を売った方が売れると思うのです。
子供がいる家庭の40%が家を建てるとすると、380万世帯ぐらいになります。
子供がいない家庭の10%が家を建てるとすると、440万世帯になるのです。
これはなんとなくイメージですが、10%ということは無いと思うので、圧倒的に子供のいない世帯の方が多いのです。
つまり、市場が望んでいる家は、3LDKでは無くて、1LDKか精々2LDKになります。
実際に都内では、ほとんどの物件がファミリー物件として、2LDKが多くなっています。
この傾向は地方でも強まりそうだなと思いますが、どうでしょう?
2LDK専門店
1LDK専門店
というのが、でてきても不思議では無い状況にあるということは、皆さん認識して欲しいのです。
この傾向はますます強くなりそうですね。いつか反転する事はあるのでしょうか?
少子化対策を見守りたいと思います。
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