価格決定を考える 2
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年3月25日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第150号》》
価格決定と市場関係を考えてみます。
坪50万円というのは、かなりの安値圏です。
ですから、注文住宅のお客様箱のゾーンに一番多いのです。
このゾーンは、価格を表示してしようとの関係を明示した方が良いエリアです。
先日のグラッソさんも、クラシスホームさんもこのゾーンに入っています。
では、どうして人気があるかといえば、デザインや材料が坪60万円といわれても不思議ではないからという側面もあります。つまり、コスパがいいというのも、その他にも要因はあると思いますが、大きな部分です。
その上には、坪75万円以上の自然素材、中高級層があります。このゾーンは、大手ハウスメーカに近いデザインや仕様を提案できる安定して受注できると思うのですが、コストが高いので坪60万円以下の仕様で戦うと選ばれないゾーンですね。このゾーンはそんなにお客様がいないので、受注を増やすためには、と母60万円以下を目指さないと厳しいです。
更に、その上を行くのはハイエンド層で、坪100万円以上の住宅があります。このクラスになると、設計士が提案する上質な作品になる事が多いですね。
この層も住友林業さんや、三井ホームさんの様に大手の中では高級で、建物が高い人たちを呼び込む必要があります。この層になるとか各表記は好まれません。
飲食店を参考にすると理解できる
やはり、建売やローコスト住宅は、飲食店でいえば、ファミレスになりますね。
安くて、全国一律で安定した品質のものを提供する。これがコンセプトです。
飯田産業グループなどはこれに当てはまる会社が多いですね。
ファミレスにはサイゼリアのようなイタリアンもあれば、ロイヤルホストよのようにステーキハウス風だったりします。
なお、デニーズはアメリカ発祥ですが。アメリカでは、ワッフル、パンケーキ、サンドウィッチ、フレンチフライといった完全アメリカンカジュアルなお店です。日本だと、普通に和食も出すのですが、アメリカでは考えられないです。
次に、坪75万万ゾーンは、町の小料理屋です。価格帯はまちまちですが、特徴は手作りですかね。チェーン店にはない暖かさと、勝利のおいしさ、対応の細かさなどが売りになっています。
入りにくいのですが、入るとアットホームだったりしますからね。
高級住宅は、値札のない寿司屋だったり、ミシュランガイドの2つ星以上の高級店ですね。
そんな店にはどうせ高いのだろうけど、サービスも最高だし、料理も良いし、インテリアもいいといってきてくれます。
なので、不満足では口コミも起きませんし。リピートも起きずにじり貧になりますからね。
当然、商品が良くないと本当に受注は取れませんから、個人的なお勧めはパターン1か2ですね。
坪100万円以上の方は、何か技をおお持ちの会社が多いですね。
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