注文住宅は年収800万円必要? 3
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年1月27日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第94号》》》
昨日に続きこの項目のまとめを書いて行きたいと思います。
新築、中古住宅との年収は、平均すると下記のように、取得価格が平均値でこのぐらいになります。
令和3年度住 宅 市 場 動 向 調 査 (国 土 交 通 省 査)
土地からの注文住宅 5,100万円(このうち自己資金1,200万円)
建て替え 3,300万円(このうち自己資金1,830万円)
中古住宅 2,960万円(このうち自己資金1,300万円)
皆さんの実感とはどのぐらい違うでしょうか。
低所得の方ほど自己資金が少ない印象があったのですが、親族からの援助を含めるとかなりの自己資金になりますね。
この差額の住宅ローンであれば、生活に苦しさはあまり無い様に感じます。
いずれにしても、これからの住宅はフルローンでは厳しく,自己資金の勝負という事になりそうです。
買えない層が出現
これまでのお客様は、小さな工務店の門を叩くのは、年収も低めで、自己資金が著しく低い方が多く、親族からの援助が望めない方が多かったと思います。
ところが、日本の住宅の実態は平均して、1200万円は自己資金を出している訳です。
若い方がしっかり貯めているのが心強いですが、逆にそんな計画的な方しか家を建てなくなっているとも言えます。
FIREといって、早期リタイアするためのノウハウ本がちまたにあふれていて、知的レベルの高い方は早期に、単なる貯蓄ではなく投資に資金を振り向けているのかもしれません。
ということで、今後は自己資金ゼロ、低所得が住宅を建てられなくなって来ているという実態がみえてきていて、低所得でも自己資金を500万円以上貯めるか、年収ベースで800万円は大げさでも、ご夫婦で650万円ぐらいないと厳しい時代になってきていると思うのです。
ですが、それの方々への提案は、工務店側が理論武装をしないとなかなか厳しいですね。
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