ローコストビルダー
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年5月29日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第213号》》
久しぶりに今日は懐かしい日でした。
15年前に退職した商社の時に取引先だった企業の社長に電話をしました。
電材の取引の問題ですが、最近は商社に売りの口座を開けるのがかなり大変になっています。
その企業は帝国データバンクの点数が54点でしたので、かなりの与信力です。
当社は多分40点台です。45点以下だと思いますので、与信枠に乏しいわけです。
彼の企業は設立後30年で上場企業が取引先ですから、盤石とはいえないものの安泰ですね。
当社は設立ようやく10年が過ぎたところで、やっと信用してもらえるベースができました。まだまだこれからなのは100も承知ですから色々教えてください。
さて、そんな中懐かしいお名前を発見しました。
安倍鴻祥さん
今日新しくし知り合った方のフェイスブックの友人の中にいらっしゃいました。安倍鴻祥さんのことをその方は、異業種交流会で知り合った方だと思っていたみたいです。
ですが、この方は20年ほど前に工務店業界にちょっとした風を起こした方だったのです。
エルハウス
以前別のブログでも書きましたが、『エルハウス』という会社が長野県にあります。この会社が自社で作った広告が『家はまだ建てるな』というコピーで、これが25年前に一世を風靡しました。
佐賀県にあったタマホームという工務店が、このコピーを使ったとか、使わなかったとかいわれていましたが、私はその当時この業界にいなかったので知りません。
現在も、この『エルハウス』という会社は存在しますが、経営が変わっているということです。安倍さんも工務店の経営からは一線を引かれているそうです。
この当時は、このエルハウスとLIXIL研究所のアイフルホームのどちらが早かったのかは知りませんが、ローコストハウスというものがかなり流行りました。
ナックさんが、このノウハウを売りまくったおかげで、全国に同じような住宅が沢山建ちました。
その中のかなり初期のメンバーが、この安倍鴻祥さんだったようです。茨城県では、受注が順調だというのは有名な工務店を経営されていました。見学会が毎月開かれていたものです。
ですが、時代は変わります。
当時は、バブルが終わり始めていた頃ですが、若いご夫婦は家を建てるのが当たり前でした。
そして、その後自然素材の流れが来て、現在のようなエコ住宅の流れが来るとは思っていませんでした。
工務店は業界として、エコ住宅以上のコンセプトをじょうずに生み出せずに、苦しんでいる会社が増えている印象です。
エコ住宅は行き着いている感じがするのですが、あと10年は生き残るでしょう。
ですが、最先端はまた変わりそうな雰囲気がしています。
どんな会社が勝ち残るのか?正直なところ、まだ見えてこないですね。
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